私たちの老後はどうなっていくのか。
どうもガブリです。
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今回は日本人の将来について書いていこうと思います🖋
日本の将来
昨今、日本の老後について色んな話が飛び交っているのは、間違いなく将来への考え方が変わってきているからであり、その内容が深刻であることが影響となっています。
そのためには今から何ができるか考えることは大事であるのですが、と思えばあるコラムでは楽観的に語られていたりするので、まだ多くの人が切羽詰まった対応に迫られていないのも事実です。
というのも、人は変化を怖がりますし、めんどくさがります。
話は変わりますが、皆さんも経験したことがあるかもしれないことに例えますと、職場環境が良くなかったり、自分の任されている仕事が楽しくなくて、体力的にも精神的も疲弊しているのに転職することができなかったりしたことはないですか?
現状維持バイアス
これも「現状維持バイアス」と言われるもので、人は今のままでは良くないとわかっていても何か理由をつけて現状を維持してしまう傾向があります。
例えば「自分が辞めたら仕事が回らない」というのも現状維持バイアスの一つで、そもそも1人の枠がなくなったところで実際に会社が倒産するケースはほとんどないですし、仮に本当に一人の人間が辞めたことで会社倒産の危機に陥ってしまうのなら、それこそそのような未来の薄い会社で働いてること自体がリスクであるため、どちらにしても多くを疲弊してまで続ける理由がない場合は意外とたくさんあったりします。
それと同じで、「将来やばいかも」となんとなく気づいていても、「この前ニュースで年金もらえるって言ってたし」など楽観的なニュースを信じようとする現状維持バイアスがかかり、多くの人が実際に何かを始めているケースは少ない状態となっています。
すると日本人は同調圧力が強いため、「周りも別にやってないし」といった安心感から行動にうつらないという悪循環になってしまうのです。
そんな中、少しでも皆さんのヒントとなればと思い、見つけたニュースを簡潔にお伝えしたいと思います。
終身雇用の廃止
今、日本では大企業のトヨタが去年発表したように、「終身雇用は約束できない」といった状態であることからわかるように、一つの企業で人生をまっとうするというのは「ほぼ無理」といった状態となっています。
実際に複数の大企業が45歳〜50歳あたりの人を中心にリストラをしていて、会社に忠誠を誓う意味も薄れているといえます。
労働者と使用者による労使関係は「雇いたい側」と「働きたい側」の約束事であるので、ひと昔前は企業が「あなたの人生の面倒をみるから、弊社で忠誠を誓ってくれ!」的なノリでいけたわけですが、現代では労働者側もリストラの可能性を考えて、自分の社会価値を高めておかないといけなくなっているわけです。
そしてさらに、その割には今「70歳定年法」なんてものが国会で審議されていて、その内容は
公的年金制度の変更を検討
公的年金の支給開始年齢を、現在の65歳から70歳に引き上げることを検討
というものなんです。
つまり、「終身雇用は約束できない」のに、「リストラの必要性がなかった場合には
70歳まで働いてね」みたいなことになっちゃうわけなんですね。
「年金」とは高齢者がもらえるものだというのはわかると思いますが、ということは「高齢」の定義を60歳から65歳に、65歳から70歳にと引き揚げてしまえば年金をそれまで払わなくていいともいえてしまうわけです。
前に書いたように「同一労働同一賃金」も開始されることを考えると、年功序列の時代とは正反対のような時代に突入するということでもあるため、やはり「何もしない」ということのリスクは「何か始める」リスクよりも圧倒的に高いといえるんじゃないでしょうか?
それとは別に年々物価も上昇しているため、そもそも生活不足金額は増していくことにもなるので、それぞれの生活ベースに合わせて、改めて今何ができて何をするべきなのか考えてみましょう!!!!