#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

国内最大大手ARUHIの書類改ざんについて。

どうもガブリです。

 

つい先日の27日、国内最大大手の住宅ローン専門金融機関であるARUHI(アルヒ)の投資用マンションローン部門の融資について、不正使用に関する報道が日経新聞からありました。

 

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その不正利用の内容については、審査書類の改ざんということですが、ARUHI公式ホームページでは否定されております。

ARUHIの投資用マンションローンは「アプラス投資用マンションローン」という名前で普及しているが、ホームページには

 

弊社が取り扱う「アプラス投資用マンションローン」に関しては、主に不動産事業者から持ち込まれた書類を取り次ぎ、株式会社アプラスへ送付する業者のみを担当しており、同ローンの審査、融資実行や債権管理等は弊社で一切行なっておりません。

 

ということらしい。

 

つまり2018年にあった、静岡の地銀であり、当時No.1地銀でもあったスルガ銀行とほぼ同じような内容の書類改ざん問題であり、同じような否定の仕方をしているけど、それだと報道否定としても適切な対処じゃないでしょといった感じ。

 

だっていわゆる「スルガショック」といわれる例の事件では、その後色んな問題が浮き彫りとなって会長ら役員5名が辞める事態にもなっていたし、同じ内容のような雰囲気を匂わせてしまうのはなぜなんだろう?

 

まぁほぼ同じ内容ならそう表現するしかないかもしれないが。

 

ただ2018年でスルガショックが起きてからというもの、金融庁が不正融資問題をめぐってその他も含めた各金融機関の不動産融資に対する姿勢に変化が出てきて、スルガ銀行はもちろんのこと、複数の金融機関への立ち入り調査が行われていたのも記憶に新しい。

 

ARUHIに関しては去年4月頃に「フラット35」と呼ばれる住宅ローンの融資に関して、顧客が自ら住むための資金を得る住宅ローンとして融資を受けながら、不動産投資物件の取得資金に転用した事例があったということで審査を厳格化していたという経緯もあった。

 

今回の書類改ざんに関しては「私たちのせいではありません」ということで表明しているARUHIなので、実際のところどのようにこの事案が着地するのかはわからないけど、今後を見守っていく必要はあるかもしれません。