KPI、KGIってなんだ？

どうもガブリです。

https://gaburi.hatenablog.com/

ビジネス用語では中々難しい言葉がたくさん使われています。

PDCA

例えば「PDCA」。

数年前からよく聞くようになりましたが、

・P（Plan＝計画）

・D（Do＝行動）

・C（Check＝チェック）

・A（Action＝改善）

というように、継続的改善手法を表す言葉です。

このように一聴しただけではパッとイメージできないことがたくさんあると思いますが、その中でも今回は最近よく聞くようになってきた「KPI」と「KGI」について書いていこうと思います🖋

KPIとは

まずKPIとは、日本語で「乾杯」を表す…みたいに当て字表現ではなく、「Key Performance Indecator」といって、訳すと「重要業績評価指数」ということになるのですが、まだちょっと難しいので、簡単にわかるように説明していきます！

どのような場面で使われるかというと、多くは仕事のプロジェクトや従業員のパフォーマンスなどを評価する時に、目標の達成度合いを表す指標として使われます。

これって投資をする際にも言えることであって、「何のために投資をするのか」とか「そのために何が必要なのか」とかって非常に重要ですよね。

その中でもKPIは目標を達成するためにその過程を計測していく指標のことであり、仮にKPIを考えずに目標のゴールとする最終地点だけを考えても中長期的な目標の場合は達成が難しくなります。

つまり、「今日の夕飯はカレーにしよう！」と目標をつけた時に、

〇〇時にスーパーに行くために今やっていることを〇〇時までには終わらせて〜

とかちゃんと予定をつけないと、あっという間に夜になっちゃったりするわけです。

今言ったところの、〇〇時にスーパーに行くためになどの計画だてに値する部分がKPIです。

KGIとは

その上でKGIとは何かというと、「Key Goal Indecator」といって、最終目標を表すものであり、KPIをこなしていったその最後に最終目標が達成されているかを計測するための指標となっています。

これを先ほどの夕飯で例えると、最終目標が「今日の夕飯はカレーにしよう！」に位置するわけですが、具体的にいうとこれではKGIとは言えません。

夕飯をカレーにするという最終目標ではなく、もっと具体的に「夕飯は19時から開始できるようにして」、その上で「息子が喜ぶカレーにしよう」とか「パパが喜ぶカレーにしよう」とかを考えることによって、その他のおかずや、中に入れる具材の種類は変わることもあるでしょう。

このように、KGIを考えるときは漠然としていないか、抽象的になっていないかなどに注意しないと目標を達成しているようでしていないみたいなことになるので注意が必要です。

これを投資に例えれば「儲けよう！」ではなく、今年いくら儲けたいからそのために1月単位でこのような成績を残せるようにこのような施策をとっていこう。とか考える必要があるということです。

これができればOK？

つまりKPIとKGI指標がしっかりしていて、それさえこなせればOKかといえば、もちろんそんなに単純ではないこともあります。

例えばKGIを前提としてKPIを考えたうえでプロジェクトをスタートした後に、世の中の情勢が変わって、予定していたKPIではKGIを達成できないかもなんてことは全然あり得ることです。

つまり冒頭で説明したPDCAも同時に駆使しながら世の中を市場調査して、時代に適応した判断をとって柔軟に対応し続けなければ適切な結果は出ないということです。

そもそもKGIの設定値が適切でない場合はKPIうんぬんの話ではなくなってしまいますが、KGIを適切に設定できたのであれば後は柔軟にKPIをこなしていくということでクリアできるということになるため、何も考えずに見切り発車するよりも圧倒的に結果が出ることになるかと思います。

2020年が始まって1ヶ月強経っていますが、今年の目標を立てている人はKPIが適切か改めてチェックをし、まだ明確な目標を立てれていない人はKGIとKPIをしっかり考えて、来年振り返った時に充実していたなと言える人生を設計してみましょう🙆🏼‍♂️