#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

イールドギャップについて。

どうもガブリです。

 

今日はイールドギャップというものについてと書いていこうと思いますが、皆さんまずイールドギャップって聞いたことありますか?

 

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投資をする際に使われる指標の一つで、融資借入をすることを前提に、投資によって得られる利回りと、借入によって発生する金利との差を表すものになります。

 

例えば不動産投資を対象とした場合、

2,500万円の物件かつ毎月の家賃が10万円だとしましょう。すると、

10万円×12ヶ月=120万円。

120万円÷2,500万円=0.048

0.048×100=4.8%

といった計算から、この場合の表面利回りは4.8%ということになります。

この物件を金融機関からの借入金利2%で運用した場合、4.8%−2%=2.8%がイールドギャップとなります。

 

つまり、この運用には2.8%の恩恵があるため、銀行金利が0.01%程度だということを考えるとすごくお得に思えるのですが、実は注意が必要⚠️

 

借入をするためにはその期間というものが存在しますので、それぞれ期間が違うとこのイールドギャップの正確な判断も変わってきます。

 

さらに、10万円の家賃だから年間120万円の収入という前提で計算をしましたが、仮にこれがマンションの場合は毎月「管理費」「修繕積立金」などの支出や、年間でいうと「固定資産税」などがかかります。

 

正しい計算方法を用いないと、表面的な数字による勘違いが起きてしまうので、次回はこのあたりの計算について書いていこうと思います🙆🏼‍♂️