お金が貯まらない人の特徴。
どうもガブリです。
不動産投資入門 | 山中 龍也 | 金融・ファイナンス | Kindleストア | Amazon
多くの人が「まずは貯金しなきゃ」と考えていると思います。
現代では預金における利息はないに等しいため、預金だけでは将来に向けて心細さはあるものの、資産運用を始めるにしてもまずは預金がなければ話になりません。
そこで今日は、貯金が苦手と感じている人の特徴などについて書いていきたいと思います🖋
「貯金がしたいけどできない!」というように、思うように物事が運ばないことを理論づけるものとして「パーキンソンの法則」というものがあります。
パーキンソンの法則とは、英国の歴史・政治学者シリル・ノースコースト・パーキンソン氏が、「パーキンソンの法則:進歩の追求」という本を出版し、その中で提唱した法則です。
そこでは以下の法則が語られています。
第1の法則:仕事の量は、完成までに与えられた時間をすべて満たすまで傍聴する
第2の法則:支出の額は、収入の額に達するまで膨張する
というものです。
第1の法則は「時間」について、第2の法則は「お金」について焦点をあてたもので、どちらも「人間は与えられるとそれを使い切ってしまう傾向にある」ということを表しています。
日常的なことに置き換えると、「夏休みの宿題をついついギリギリまで先延ばしにしてしまう」というのは第1の法則にあてはまりますし、「去年より収入が増えたのに預金は増えていない」というのは第2の法則にあてはまります。
では、なぜ収入が増えているのにお金が貯まらないのか。
例えば月収20万円で生活していたとしよう。
一人暮らしを始め、家族ができ、子供も生まれることで生活は毎月ギリギリ赤字となってしまっている状況で、「あと5万円あれば貯金できるのになぁ」という現状だったとします。
しかしその後、昇進などをきっかけに月収が30万円に到達した。
月収20万円の頃はあと5万円あれば貯金できると思っていたが、結局貯金はできていない。
と、こんな人は多いのではないでしょうか?
いわゆるこれがパーキンソン氏の言う、「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」ということであり、いわゆるあらゆる誘惑に打ち勝たない限り預金は増えないということなのかもしれない。
このような法則が公に語られるということは、「貯金ができないのは他の人と比べてダメ人間だ」ということではなく、多くの人が誘惑には勝つことができないとも言えるわけで、その誘惑に勝つためのルールを作っていく必要があります。
では、実際に貯金ができている人はどのようにして貯金しているのでしょうか。
まずは貯金する人の多くが実践している考え方として、「貯金は余ったお金なのではなく、最優先的に取っておくもの」ということです。
本当に使いきれないほどのお金がない限りは、お金は余りません。
つまり毎月の給料が余ったら貯金しようと考えていては一向にお金は貯まらず、収入が増えても同じ循環を巡ってしまうことになります。
そのため、貯金用の口座を作るなどして、給料が入ったら先に貯金する金額を確定させてしまうのです。
そうすることで自ずと生活費の上限が変わり、それに順応することで貯金ができるようになります。
今までよりも生活を少し切り詰めることにはなるため、最初は精神的にキツかったりもしますが、実際にお金が貯まっていくのを目の当たりにすれば、それこそ精神的に楽になっていきます。
先に楽を取って後を苦しむのか、先にキツイ思いをして後を楽にするのか。
しっかりと後先を考えて生活していくようにしましょう🙆🏼♂️