よく不動産の話に出てくる「1坪(つぼ)」ってどのくらい?
どうもガブリです。
不動産投資入門 | 山中 龍也 | 金融・ファイナンス | Kindleストア | Amazon
注文住宅を検討する際など、不動産業者から「この土地は〇〇坪なので」などと説明されることがあるかもしれません。
不動産の広さを表す単位として「坪」がよく使われるほか、「平米」や「畳」など色々とあります。
しかし会話には「坪」という単位がよく出てくるものの、不動産情報が載っているサイトやチラシをみると多くは「平米」などで表記されていて、坪が表す広さの単位がピンとこない人も多いかと思います。
ではなぜ「坪」という表記をあまり見かけることがないのか。
それは日本の計量法によって「坪を取引や照明で使用することを禁止」としているからなのです。
そのため不動産広告では平米、いわゆる平方メートルという単位で物件の広さを表記することになっています。
「平方メートル」は国際的な単位なので共通言語となっているものの、「坪」は日本独自の単位なので独特ではあります。
つまり「坪」で広さを表すのは一つの文化であり、その名残が今も続いているということなのです。
とはいえ、いまだに多くの不動産業者が坪単位で説明をしてきたりもするので、今日は「坪」って一体どんなシチュエーションで使われ、どんな広さを表す単位なのかなどについて書いていきたいと思います🖋
まず坪単価は主に一戸建てを対象に使われることが多く、建物の床面積が1坪あたりいくらなのかを表すときによく使われます。
そして1坪とは3.31平方メートルを意味し、1平方メートルは1辺が1メートルの正方形のことなので、約3メートル強の広さを1坪と表現していることになります。
つまり100平方メートルのマンション1室があった場合には、それを逆算すると、
・100÷3.31=約30.21坪
ということになるわけですね。
また、1坪は畳約2枚分の広さとも言われており、よく「6畳1間」なんて表現がありますが、この場合は約3坪であることがわかります。
ちなみに面積に関する計算方法についても知っておくと便利なので紹介しておきます。
物件の情報が見れる環境においては各部屋が約何平米なのかというのはわかりますが、仮に物件情報がわからない場合に自分の部屋が何平米なのか測る方法があります。
それは部屋の「短辺×長辺=」です。
例えば短辺が8m、長辺が12mの場合、96平米ということになります。
また、坪で説明されたものを平米数で把握したい場合には、
・坪数÷0.3025=
で把握することができます。
例えば50坪を平米に換算する場合には、
・50坪÷0.3025=約165平方メートル
ということになるんですね。
このように、計算がすぐには頭に浮かばなくとも、説明されている表現が一体どのくらいの広さを表しているのかピンとこないと話が具体的に進まないこともあるため、特にこれから家の購入を考えている人なんかは覚えておくとよいでしょう。
是非これからのマイホーム検討に役立ててみてください🙆🏼♂️