資産運用に遅れをとった人たちの選択肢。(前編)
どうもガブリです。
不動産投資入門 | 山中 龍也 | 金融・ファイナンス | Kindleストア | Amazon
一昔前では60歳になれば定年であり、それからは年金生活で暮らしていくというのがスタンダードでした。
しかし現代では65歳にならなければ原則年金が受け取れないということもあって、65歳まで働く人が増えるのと同時に、それ以降も働くという人も増えています。
つまり日本の「高齢」という定義は平均寿命が伸びるとともに徐々に伸びていってるのが現状で、ますます将来に向けて考えなければならない事が増えているかと思います。
また、50歳を超えてくると定年までのイメージがある程度鮮明になってくるということもあって、お金の相談をしてくる人が多くなりますが、実際に50歳から充実した資産運用を選択するのは難しいことです。
本来は早いうちに資産運用を始めておくべきですが、気付いてからすぐ始められるものならなんとか取り組みたいと思うのも素晴らしいことなので、そこで今日明日は、50歳を超えてから始まる資産運用について書いていきたいと思います🖋
まず現在の50歳台くらいの年齢の方の特徴といえば、ちょうど親御さん世代も日本が潤い始めている世代に突入していて、貧困は存在したものの、生まれた頃には「三種の神器」と呼ばれる「白黒テレビ」「洗濯機」「冷蔵庫」などが買えるようになってきている時代を経験しているかと思います。
そしてそれらを購入するお金の考え方としては、「とにかく貯金!」という選択肢であり、貯金をすればお金は増えるし、正しく守ってもらえるものとしてスタンダードとなっていました。
しかし現代の金利は非常に低いため、銀行にお金を預けていてもほとんど増えないどころか、引き出し手数料がかかれば利息よりも高くなってしまいます。
つまり「貯金が正解!」と教えられてきたのにも関わらず、50歳に突入し、何か始めようと考えたその時にはすでに預金はお金を考える手段としてスタンダードではなくなってしまっているのです。
そんな人たちが慌てて資産運用を始めようとするわけですから方法がわからないのはしょうがないことではありますが、そこで一番良くないのは「なんだか儲かりそうな話に乗ってみる」ということ。
資産運用というものは簡単にいうと「リスク=儲け」という図式のもと成り立つものであり、リスクを取らずして儲けるということは基本的にできません。
バブル期なんかは定期預金の金利が7%なんてものもあったのでリスクを取ることなくお金が増やせましたが、低金利時代においては不可能であり、そこを理解しないと詐欺などに遭ってしまうのです。
若い時には多少のリスクを許容しても取り返しがつくものの、高齢になるほどリスクを許容できなくなるためリスクを極端に避けがちですが、リスクを極端に避けるのにもかかわらず欲をかくとほとんどの場合が損失を広げることになるので、とにかく適切な資産運用を心がけるべきです。
そこで明日はその具体的な方法について書いていきたいと思いますので是非ご覧ください🙆🏼♂️