お金を安全に持つということ。
どうもガブリです。
皆さんは安全安心にお金を保有していくとしたら何を選ぶでしょうか?
お金には貯金から始まり、株式投資や債券投資、FXや暗号資産、後は保険や、さらには不動産や太陽光などたくさんのかたちに変え、増減する性質があります。
貯金も利息が付きますし、債券では元本保証になっていたり、株式投資では大きな利益を見込むこともできます。
それぞれ特徴がある中、皆さんが安心してお金というものを守っていくとしたらどういった選択をするのか。
おそらく多くの方が「貯金」を選択していると思います。
貯金は今日振り込まれる20万円の給与が今日すぐに引き落とせますし、今日預けた1万円を今日すぐに引き落とすこともできます。
手数料こそかかれど、タンス預金やヘソクリのように万が一なくなってしまうようなことも基本的にはありませんし、ネット口座ができてからは携帯などの端末があれば記帳せずとも残高が確認できる優秀なツールです。
しかし貯金が安全だというのは、お金に詳しい人たちからすると、半分正解で半分は間違いです。
今日は、皆さんが当たり前のようにしている貯金が実際はどのような意味を持つものなのかなどについて書いていこうと思います🖋
日本人の多くは資産(お金)を保有する手段として貯金を選んでいますが、よく「日本人は貯金が大好き」などということも聞いたことがあるかもしれません。
日本の貯金のルーツを辿ると、太平洋戦争の頃に国が資金を確保するために国民からお金を徴収する術として、「貯金をすることはお国のためである」と多くの方を巻き込んで一般化したものです。
でも実はここ数年、世界的に見ると日本の貯金率は下がっているようです。
その理由は高齢化が進み、社会保障も充実しているのでお金をたくさん保有していなくてもいざというときには助かるということや、国の成長力が下がっているからなど言われております。
それでも日本人の8割ほどは、
・貯金
・保険
で貯めたり、積み立てしたりしているようです。
確かにお金が減っていく怖さを感じる株式投資などと比べると安全な気もしますが、問題点も大いにあるので見ていきましょう👀
まずは貯金や保険などの資産に偏った保有の仕方をしてしまうと、銀行や保険会社は国民から受け取った現金を主に国債などを使って運用しているので、結局投資先が同じという点で分散投資ができていないことになってしまいます。
すると、日本でいった場合の「円」は円安の局面やインフレといって物価が上昇する局面では価値を下げてしまう性質にあるので、日本にいるだけでは気づきませんが、世界的な観点からすると資産が減少していることになるのです。
例えば、アメリカから輸入するリンゴ1個が1ドルとしましょう。
1ドルが日本円にして100円のときには100円で一つのリンゴが買えます。
しかし、円安となって1ドルが110円となると、110円を出さなければリンゴ1個が買えないのです。
つまり、同じものを購入しようとしても円安円高などの不可抗力によって自分の資産は増減することになります。
ただ、例えば円安のときには株高といって、株式市場の価格が全体的に上がっていくという相互関係が表れることがよくあって、もちろんその基本に則っていかないこともありますが、このように「現金の価値が下がるときに資産全体の価値を下げないようにその他の資産で相互補完する」というのはすごく大事なことです。
お金について勉強することがない人ほどイメージが湧きにくいかもしれませんが、お金に好かれる人たちはほとんど総じて上記のようなイメージを持っています。
リスクを取ることを恐れて「何もしないということのリスク」を見落としてしまうと、最終的に国のせいにしたり、政治のせいにしたりして苦労することにもなるので、自分の資産は自分で守れるようにしっかり勉強していきましょう🙆🏼♂️