高級住宅街と言われる目白は不動産投資として狙い目?
どうもガブリです。
不動産投資入門 | 山中 龍也 | 金融・ファイナンス | Kindleストア | Amazon
不動産投資を始めることを検討したときに物件のエリアについて悩むことがあるかと思います。
不動産投資においては多くの賃料が取れた方が良いと考えるがゆえに賃料の高いエリアを検討しているという人がいますが、高級住宅街と言われる目白はどうなのか。
そもそも目白はなぜ資産価値が高いと言われるのか。
そこで今日は、目白がなぜ資産価値が高いと言われるのかなどについて書いていきたいと思います🖋
目白というエリアは著名人などの方が多く自宅を持つエリアということもあって、「芸能人の〇〇さんの家がある」などと噂されたりもします。
また、皇族や華族向けの教育施設が設置された格式高い文教の地でもあるため、とにかく華々しい印象があるというのが目白というエリアです。
では住み心地としてはどうでしょうか。
現在の目白の特徴としては、交通利便性が高く、生活利便性も高いというポイントが大きいかと思います。
目白は山手線の停車駅であり、以下のように都内の主要エリアまで直通でアクセスが可能です。
・池袋駅2分
・新宿駅7分
・渋谷駅14分
・東京駅28分
となっており、さらに目白駅付近においても、駅直結の「TRAD目白」という複合型商業施設があったり、飲食店やスーパーなど日常的に利用する施設においても充実しています。
では、目白の資産価値が高いとされる理由についても見てみましょう👀
まずここ30年の目白の資産価値について、他のエリアと比べてみてみると、
・1987年:945.5万円/坪
・1992年:1,248.5万円/坪
とバブル期に価格を上昇させ、
・1997年:340.8万円/坪
・2002年:232.7万円/坪
・2007年:269.3万円/坪
・2012年:255.1万円/坪
・2017年:300.2万円/坪
・2021年:360.2万円/坪
とバブル崩壊に合わせて極端に価格を下げてしまったものの、その後はまた堅調に価格推移を上げてきています。
他の地域では2008年のリーマンショック時や、2011年の東日本大震災時など市場の下落時に価格を落としている地域もありますが、目白はその影響を受けずに推移しています。
ちなみに高級住宅街としてもう一つ有名な「白金」がありますが、こちらはもっと高いので番外編として載せておきます。
・1997年:212.6万円/坪
・2002年:198.3万円/坪
・2007年:308.8万円/坪
・2012年:341.8万円/坪
・2017年:536.5万円/坪
・2021年:617.7万円/坪
と2021年時点では目白よりも白金の方が58%程度価格が高いことがわかります。
坪単価に対するイメージが湧かない人のために書いておくと、1坪とは畳で言うところの約2畳に値することになるので、よくワンルームマンションなどの1室として「6畳」と比較すると、目白の場合6畳の土地だけで1,080.6万円ということになるし、白金だと1,853.1万円ということになります。
もうその金額だけで郊外であれば土地建物合わせて購入できるくらいの金額なのでその金額の高さがわかるかと思いますが、それだけ価値のある地域ではあるので、目白の不動産などが見られる機会があれば是非見てみるのも良いと思います。
不動産投資においては購入価格と賃料収入とのバランスで購入検討することになると思うので、そのバランスに関しても確認する必要がありますが、いろいろな地域を見てみることで目が肥えてくることもあるので、是非チェックしてみましょう🙆🏼♂️