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宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

不動産の売却、どのようにして決定するか。(後編)

どうもガブリです。

 

不動産投資入門 | 山中 龍也 | 金融・ファイナンス | Kindleストア | Amazon

 

昨日は不動産を売却するにあたり、おおよそどのようなタイプの不動産業者にお任せを検討すれば良いのかなどについて書いていきました。

 

そこで今日は、その続きとして具体的に信頼できる不動産業者を選定するポイントなどについて書いていきたいと思います🖋

 

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まずは自分が所有する物件の特徴を前提に考えていくのがポイントです。

 

自分の所有する不動産がマンションなのか、一戸建てなのかなど物件のタイプによって、それらの物件タイプを日常的に売買している業者を探すことから始めましょう。

 

つまり、「たくさんの売買実績がある」など抽象的な表現でお任せする業者を選定するのではなく、「マンションタイプの売買実績が豊富」など具体的なポイントに目を向けるようにしましょう。

 

後はその業者の担当者がどんな人物であるかというのも業者を選ぶのと同じか、それ以上に大事なポイントになってきます。

 

実際に売買のノウハウの大枠は会社単位で存在するものの、人脈や細かいサポートなどの点においては担当者ごとに対応が異なります。

 

そう言った意味では業界歴の浅い人よりは業界歴の長い人の方が売買における可能性が広がったり、自分が所有する物件のアピールポイントを理解して説明する能力にも長けていたりします。

 

しかし担当者を選ぶというのも難しいように感じるかもしれませんが、まずは話してみて「あ、この人仕事できるな」と感じれる人は実際にも仕事ができたりするもので、しかし最初の印象は良かったものの、その後に連絡が取りづらいなどのケースでは担当替えを考えても良いかもしれません。

 

また、不動産売却時には「とにかく早く買い手を見つけて!」と考えてしまいますが、そこも担当者によって考え方が異なり、例えば「価格をもっと安くすれば早く売却できますよ!」と提案する担当者もいれば、「最低限は相場価格以下にすることなく、誰よりも早く買い手を見つけ出してみせます!」と提案する担当者もいるので、この点については大きな違いが生まれるでしょう。

 

実際に価格を安くすれば早く買い手が見つかるのは本当ですが、それというのはある意味で「その担当者じゃなくても同じことができる」ということでもあります。

 

つまり「その担当者だからこそできること」を見極めるのことがより納得のいく売買結果をもたらしたりするので、この点においては妥協せず担当者との相性や関係性の構築に精進していく方が良いのではないでしょうか。

 

このようなポイントを成立させるためには、まず複数の不動産業者を比較するということから始まります。

 

まずは色んな不動産業者に問い合わせ、そのときの対応だったりとか販売実績などを聞いてみると良いでしょう。

 

最近では査定サイトなどもあるのでそれらも並行して活用しつつ、担当者ごとの提案が現実的なのかを見極め、納得のいく担当にお任せするというのが一番ストレスなく売却に向かっていける唯一の方法です。

 

もちろんこちらが相手に与える印象も大事なポイントであることは言うまでもなく、こちらが横柄な対応をしていてはどの担当もまともに相手にはしてくれません。

 

このあたりはある意味でこちら側も各業者に対して営業ができなければならないわけですが、とにかくそういった意味でも「人間関係」の縮図でもあるんだということを理解して、適切な業者と担当者を見つけられるようにしましょう🙆🏼‍♂️