#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

不動産の売却、どのようにして決定するか。(前編)

どうもガブリです。

 

不動産投資入門 | 山中 龍也 | 金融・ファイナンス | Kindleストア | Amazon

 

不動産を購入するときも色々と大変ですが、不動産を売却するときも同様に大変です。

 

まず買い手を探すためには基本的に仲介にあたる不動産業者に手伝ってもらわなければならず、その不動産業者をどこにお願いするかなど悩む余地はたくさんあります。

 

そこで今日は、不動産売却の際にはどのようなことに気を配るべきなのかなどについて書いていきたいと思います🖋

 

f:id:GABURI:20220323115041j:image

 

不動産を売却する際の仲介不動産業者の選定として、まず各不動産業者が日常的にどのような物件を扱っているかを知ることが大事なポイントになってきます。

 

戸建てを売買するのが得意な業者もいれば、マンションなどの集合住宅を得意とする業者もいるので、自分が所有する物件に対して売却スキルを持つ会社かどうかを見極めるところから始まります。

 

まず多くの方が思い浮かべるのがテレビCMなども行う大手不動産会社かもしれません。

 

大手はサービスが充実していたり、支店が多いので色んな地域において活躍できることが期待できます。

 

また、中小企業では売買することの業務のみで完了してしまうところを、大手企業だとハウスクリーニングなどその他のサービスも充実しているところにメリットが感じられたりすることもあるでしょう。

 

一方で、大手企業は抱えている案件数がとんでもないので、案件そのものが後回しにされてしまうというデメリットが大きくあります。

 

担当に話を聞いても「最優先に動いておりますので!」などと返事が来ることがあるかもしれませんが、担当にとっては全ての案件が最優先事項なため、自分の案件だけ最優先して動いてくれているとは思わない方が良いでしょう。

 

次に中小企業はどうかという、メリットとしては地域密着型であることで周辺施設などの利用にも詳しいなどという点から、不動産を購入しようと考えている買い手に対して適切なアドバイスが可能なケースがあるということです。

 

また、大手企業に比べると小回りが効くので柔軟性も高い傾向にあり、担当とのやりとりはしやすいかもしれません。

 

しかし大手のような集客力はないため、担当者の力量によって案件スピードが変わってくるという点ではメリットにもデメリットにもなりうるのが中小企業の特徴でもあります。

 

後は特殊なケースとして、売却する不動産の種類が農地や事業用物件など、居住用ではない場合なんかには完全にそれらに特化している企業に任せるのが有利とされたりもします。

 

まず“不動産”と一言で言っても、普段居住用を扱う不動産業者は農地や山林、または事業用物件にしてもほとんど知識がありません。

 

しかし案件がくれば「もし成立すれば儲かる!」と考えるため、とりあえず案件を受けてしまう業者も多いはずで、そんなところにお任せしても一向に案件は進まないでしょう。

 

また、そのような特殊な不動産を扱うことに長けてる業者にお願いすることで通常よりも高額で売買することができるなどのメリットも可能性としてはあり得るので、そういった業者を探し当てることには大きなアドバンテージがあると言えるでしょう。

 

今日はここまで、明日はこの続きとして具体的に信頼できる不動産業者を見つけるためのポイントなどについて書いていきたいと思います🙆🏼‍♂️