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初心者が投資を始めるには。(後編)

どうもガブリです。

 

不動産投資入門 | 山中 龍也 | 金融・ファイナンス | Kindleストア | Amazon

 

昨日は投資初心者が投資を始めるにあたってどのようなマインドで挑むべきなのかや、具体的な商品についても書いていきました。

 

今日はその続きとして具体的な商品や利用したい制度なんかについても書いていきたいと思います🖋

 

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投資初心者はできる限りリスクを抑えて運用したいと考えることが多いため、「ミニ株」と呼ばれるものもオススメです。

 

通常株式を購入する場合には「1単元」という単位で取引することになり、1単元は従来1,000株だったりしたものが2018年に100株で統一されました。

 

つまり1株が10,000円する株式を単元で購入しようと思ったら100株で100万円を持っていないと購入することができないということになります。

 

しかしそれでは投資初心者としてはハードルが高く、もう少し安い株式に投資したいと考えるでしょう。

 

そこで役立つのがミニ株であり、ミニ株では単元未満で株式を購入することができ、1株から購入することが可能になっています。

 

株式は単元所有から株主優待が受けられるというルールになっていることがほとんどのため、1株では株主優待が受けられなかったり、手数料が通常よりも高いなどということがありますが、好きな企業の株式を手軽に手に入れることができるという点で初心者向けと言えます。

 

ではこれら具体的な商品が決まったところでお得なサービスについても見てみましょう👀

 

それは「NISA(ニーサ)」です。

 

NISAとは少額投資非課税制度とも呼ばれるものであり、株式や投資信託を購入した後に儲けがでると基本は儲けに対して約20%の税金がかかるところ、NISAを通して株式等を購入することでこの約20%の課税を回避できます。

 

毎年120万円を投資上限としていることや、他の運用などで損失が出た場合に「損益通算」と呼ばれる利益と損失の相殺ができないなどのデメリットはありますが、投資初心者はマストで利用すべきサービスと言えるでしょう。

 

これら投資対象や利用するサービスが決まればあとは購入して待つだけ。

 

しかしその後も運用は続くので一喜一憂するのは禁物です。

 

例えば気になる企業への株式保有割合を極端に上げてしまうだとか、価格が上がっている株式を見つけたからといって飛びついて購入するのは厳禁。

 

投資には「一つのカゴに卵を盛るな」という格言があり、一つのカゴに卵を盛ってしまうとそのカゴが落っこちてしまった場合に全ての卵が割れてしまいます。

 

そうなってはいけないので、複数のカゴに卵を盛ることで全ての卵を失うリスクを回避しようという意味であり、投資対象は一つに絞ってはいけないということを指しています。

 

つまり一つに絞ってしまうとその企業が倒産などした場合にお金が全てなくなってしまうからということなのです。

 

また、価格が上がっているものを見たときに感情的な判断をすると「うわっ!こんなに上がってる株があるなら自分もその波に乗りたい!」と考えて購入した場合に、その後価格が下落してしまうということが意外にもかなりあります。

 

株式など金融商品の価格は上昇し続けたり下落し続けたりすることはなく、いずれどこかで局面を変えていきます。

 

つまり予想以上に上がっている株価は異常な状態であることもあり、そこから急激な下落によって価格を調整してくることがよくあるのです。

 

このように市場を観察することでその特性を見極め、順応に対応していくことも戦略として必要になってくることは覚えておきましょう。

 

損失を恐れて運用をしないということでは物価上昇に抗えないため、きちんとした知識を身につけてきちんとした投資で自分の財産を安全に増やしていきましょう🙆🏼‍♂️