不動産投資における賃貸需要を意識しよう。
どうもガブリです。
不動産投資入門 | 山中 龍也 | 金融・ファイナンス | Kindleストア | Amazon
昨今では投資用不動産を購入検討される方の中でも「中古物件」に目をつける人は多く、すると購入当初から入居者がいたりするので、最初から入居者募集の大変さを経験することはないかもしれません。
しかし入居者募集に関しては時代の変化によっても需要が得られるポイントなども変わるため、ある程度時代の流れに敏感になっていないといけません。
そこで今日は、コロナ禍において賃貸市場はどのような変化をもたらしているのかなど、賃貸需要について書いていきたいと思います🖋
まずコロナ禍によって起きた変化といえば、テレワークがその一つとなります。
職場に通うことなく仕事がこなせるということで、職場ではない場所に仕事環境を構築する機会が増えたのです。
それまでも「ノマドワーカー」と呼ばれるもので、職場に通わず、カフェやコワーキングスペースなどインターネット環境のある場所で好きに仕事をするという人たちがいましたが、コロナ禍のテレワークがそれらと違うのは「人との接触を避けたい傾向にある」ということ。
コロナ禍以前はコワーキングスペースなどでも色んな物をシェアしたりして過ごすことがありましたが、コロナ禍における「人とむやみに接触しない」という考えのもとでは極論「自宅」が一番安全なわけです。
すると賃貸需要においてもその変化が現れることになります。
例えばテレワークによって職場に通う必要のなくなった都心部の人たちが高い家賃を支払ってまで職場に通いやすいところへ住む必要がなくなったというケースや、そうでなくとも自宅で過ごす時間が増えている傾向にあるので、書斎や個人スペースなどの空間が求められるようになっていたりするのです。
ではそのような時代に不動産オーナーは具体的にどのような動きをとれば良いのか。
まずはそのような需要に応じて訴求をすることが大事なので、インターネット環境を完備するであるとか、お金をかけてリノベーションなどをする機会があれば個人スペースを作ってしまうなんてことも考えられるかもしれません。
とはいえ賃貸需要に合わせるという意識は大事であるものの、常に細かいところまで時代に追いつこうとすると費用対効果が合わなくなってしまうため、募集をお願いする仲介業者なんかに需要の最重要項目などをヒアリングするのも良いかもしれません。
そういった意味では仲介業者との関係を構築するというのも大事なポイントで、関係構築が良好だと重要な情報が自然とたくさん入ってきたり、自分の物件を優先的に入居検討者へアピールしてくれたりもします。
このように色んな角度で物件について考えることで入居率は高めることができます。
今は募集の時ではない人も、のちに困らないように今のうちから始められることを始めておきましょう🙆🏼♂️