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宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

「BNLP」って知ってる?

どうもガブリです。

 

不動産投資入門 | 山中 龍也 | 金融・ファイナンス | Kindleストア | Amazon

 

キャッシュレスという言葉は日本においても多くの方に認知されるようになり、今ではクレジットカードだけでなくPay支払いなども多くの方が利用するようになってきました。

 

さらに「後払い決済」と呼ばれる市場が拡大しつつあることをご存知でしょうか。

 

そこで今日は、新たな後払い決済方法として注目を集める「BNPL」について書いていきたいと思います🖋

 

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BNPLは「Buy Now, Pay Later」とその名の通り後払いを意味するものです。

 

後払いといえば私たちの生活ではクレジットカードが最もポピュラーですが、クレジットカードの場合は発行する際に厳しい信用調査が行われるものの、BNPLの場合は審査が不要であったり、審査そのものも厳しいものではないため手軽に後払いサービスを利用することができるというのが特徴です。

 

その仕組みは、例えばインターネットで商品を購入するときにBNPLを選択して商品購入を行うと、BNPL事業者がそのお店に対して立て替え払いを行い、後日BNPL事業者に対して一括もしくは分割で購入代金を支払うというものになります。

 

また、BNPL事業者の儲けは小売店から決済手数料の支払いを受けることで収益となり、クレジットカード会社よりもBNPL事業者の方がこの手数料は高いとされています。

 

ものすごく真新しいと感じるようなサービスではないようにも感じますが、なぜBNPLがトレンドとなっているのかというと、BNPLはクレジットカードのように発行の手間がかからないことや、年会費などが原則かからないなどのことが手軽であるのと、上記の通り審査も厳しくないのでクレジットカードを持てない人にとって利用しやすいサービスであるということがあるようです。

 

元々はアメリカやヨーロッパで広がったサービスが日本にも上陸したかたちで、アメリカでは「Affirm(アファーム)」というBNPL事業者が有名で、ナスダックに上場までしています。

 

さらにAffirmはその後Amazonと提携し、50ドル以上の買い物をする場合にはBNPL決済で分割払いができるなどのサービスを提供しています。

 

日本においては「Paydy」や「ネットプロテクションズ」が目立ってきていますが、Paydyもユーザー数や加盟店をどんどん増やしているフェーズで、ネットプロテクションズに関しては主力としている「NP後払い」ですでに1,500万人近いユーザー数を誇っています。

 

しかしBNPL市場にも問題点は存在しており、例えば与信審査が厳しくないために支払い能力以上の利用をしてしまう人が増えてしまったりということもあります。

 

そのために支払いが遅延するとペナルティとして支払遅延金というものが設定されていて、これを知らずにどんどん利用を進めてしまうと痛い目にあうので注意が必要だ。

 

新しい後払いシステムとして利用できる人が多いゆえにこれからも拡大していくであろう市場ですが、利用する側もきちんと理解して利用する必要があるので、是非理解した上で利用するようにしましょう🙆🏼‍♂️