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宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

住宅ローンの支払いにボーナス払いは危険?

どうもガブリです。

 

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住宅購入を検討している際には「場所」だとか「物件価格」だとか「間取り」だとかに気を取られがちですが、実際に物件が決まってから大事なのは「支払い方法」です。

 

マイホームを購入する時には多くの人が「フラット35」というサービスを利用して35年間のローンに加え、35年間金利の変動がないというものを利用していたりするのですが、30歳でマイホームを購入するとなればその完済は65歳になるということなので、その返済方法などについてもしっかり検討する必要があるでしょう。

 

そこで今日は、住宅ローンの返済について色々と書いていきたいと思います🖋

 

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上記の書いたフラット35というサービスは「全期間固定金利型住宅ローン」と呼ばれるものですが、選択肢としては変動金利型というものを選ぶこともでき、固定金利の場合は一定の期間金利の変動がないことが約束される代わりに少し金利が高く設定されており、変動金利の場合には定期的に金利が変動してしまう代わりに金利が低く設定されていたりします。

 

こういった支払い方法については一度決めてしまえば原則変更できないので、非常に悩む人も多いのではないでしょうか。

 

住宅ローンを35年で返済すると考えた場合、毎月の支払いがあるということで、つまり420回の返済回数を迎えるということになります。

 

やはりかなりの期間と回数ということになるので、将来的な収入も鑑みて判断が必要となりますが、毎月の支払いが収入に対して無理のない金額に設定することはもっとも大事で、今現在の収入に対してギリギリアッパーの返済金額に設定してしまうと、万が一会社が倒産したり、転職して収入が一時的に下がったりした場合に対応できなくなってしまうので注意が必要です。

 

特に現在は新型コロナウィルスによるコロナ禍で職を失ってしまったりとか、収入が減少してしまったりとかしている人が多いのは事実で、このような事態は5年前に住宅を購入した人には全く想定できなかったことです。

 

その他にも経済ショックといえばリーマンショックバブル崩壊など、35年間ローンを組んでいれば、過去の経済ショックの周期を考えても何かしらは起こると考える方が自然です。

 

しかもこのような事態が起こると年に2回ボーナスがもらえている人もボーナス支給が無くなったりするので、これらの頼った返済シミュレーションを組んでいると急に崩れてしまったりする可能性があることは頭に入れておかなければなりません。

 

そのため、これらを考慮した上で返済方法について考えると、

 

・毎月の返済金額が変わっていく「元金均等返済」ではなく返済金額が変わらない「元利均等返済」にする。

・借入時の金利が安いからといって変動金利にするのではなく、こちらも返済金額が変わらないように固定金利にしておく。

・毎月の返済金額は給与をもらった上での可処分所得の半分以下にした上で、ボーナス払いはなしにする。

 

と、このようにリスクを考慮して返済不可能にならないようにシミュレーションすることが大事です。

 

返済方法に迷ったらこれらのことを思い出すようにしましょう🙆🏼‍♂️