加熱する「NFT」。投資ブームは続くのか。
どうもガブリです。
不動産投資入門 | 山中 龍也 | 金融・ファイナンス | Kindleストア | Amazon
皆さん「NFT(エヌエフティー)」というワードを聞いたことはあるでしょうか。
最近ではバライティテレビで海老蔵さんが「NFTが欲しい!」と喋っているのがオンエアされたりと一般の人にも徐々に認知されてきましたが、投資などに興味がない人にはまだあまり届いていないというのも事実で、そうでなくとも「NFTに詳しい」という人はまだまだ少ないかと思います。
そこで今日はNFTの説明とともに、今後のことについても考察して書いていきたいと思います🖋
「NFTとは何なのか」というのを一言で表すというのは、現段階で色々な解釈があるので詳しい人の中でも意見が異なったりすることもあり、まだ未成熟な市場だということは間違いありません。
しかし定義としては「非代替性トークン」と呼ばれるものであり、暗号資産(仮想通貨)やその技術を用いて売買を行うデジタル資産のことをいいます。
非代替性ということは「代わりがない」ということなので、「A」というデジタルアート作品があった場合に、それに代わるコピー品が現れたとしても本物のAという作品との区別ができるということになります。
これがリアルの世界の絵画作品などであれば本物を区別するなど「鑑定を利用する」などして理解がしやすいと思いますが、インターネット上のデジタルの世界でどのようにそのような区別をするのかというと、そこで役立つのが「ブロックチェーン技術」なのです。
ブロックチェーン技術についての詳細はここでは省略しますが、ブロックチェーンは例えば「A」という作品と模造品とも比較した場合にどちらがデジタルアートとして本物の「A」なのかを容易に証明することができ、逆に模造品に関してはそれが模造品であることを容易に判別することができます。
これはブロックチェーンに追跡性能がついているからであり、それによって誰から誰に作品の所有権が渡っているのか確認できるということにあります。
この仕組みがあることによって人気のデジタルアートは高額で取引されており、仕組みそのものは大きな担保性があることがわかります。
NFTが誕生したのは2017年ですでに5年ほど経ちますが、まだそれだけ若い市場なのにも関わらず、一つのデジタルアートが数千万円〜数億円などの取引がザラにあります。
しかしそれらのデジタルアートも駆け出しは数千円〜数万円などで取引されていたりするので、市場の盛り上がりは現在うなぎのぼりといった感じなのです。
現在日本では暗号資産でも有名な「コインチェック」がNFTを売買できる場所を開設したりもしてるので日本でも参入しやすくなっており、一度は見てみると良いと思います。
しかしNFTの本当の価値が決まるのはこれからであり、数年経てばその過熱感が失われている可能性もあれば、より加熱している可能性もあり、どちらの将来を想像するかで市場へ参入するかどうかを決めると良いでしょう。
まだまだNFTに対する法律も安定していないところもあるので勉強が必要ですが、新しい未来にワクワクしてみたいという人は是非調べてみてはいかがでしょうか🙆🏼♂️