また新しい不動産投資のカタチ。
どうもガブリです。
昨今では投資に消極的な人たちにも向けて色んなジャンルの投資方法など増えていっています。
技術が進化していっているということもあり、ブロックチェーンを利用したものなど今だからこそできる投資がどんどん登場しています。
そこで今日はその中でも「STO」と呼ばれるものについて書いていこうと思います🖋
STOとは「Security Token Offering」の頭文字を取ったもので、セキュリティトークンと呼ばれるものを発行することで行う資金調達方法であり、セキュリティトークンとはブロックチェーン技術などを用いて安全性の高いデジタル有価証券のことをいいます。
セキュリティトークンの特徴としては、例えば株式取引をしようとする場合にはおおよそ9時から15時までと決まった取引時間の間に取引をし、取引を行なった際の決済は売買が成立してから数日後となっています。
しかしセキュリティトークンを利用した取引では24時間取引が可能で、決済も即時完了するというスピード感があります。
さらにブロックチェーンの技術が優れているため、データの安全性も高く、取引管理にかかるコストも少なく、それにより売買手数料なども安くなっている傾向にあるのです。
そしてこのセキュリティトークンを介した資金調達方法として「STO」が存在し、デジタル有価証券であるセキュリティトークンに対して投資家が出資をすることで売買ができるという投資方法になります。
そのSTOという技術を利用して行われている不動産投資があるのです。
まずセキュリティトークンにはその技術の高さから運用を簡略化できる性質を持っているので、所有権を小口化しやすいという特徴があり、この特徴を利用して不動産の権利を小口化して複数の投資家から資金調達するという方法が誕生しました。
すでに米国などではセキュリティトークンを利用した取引所がいくつか存在しており、日本でも今後セキュリティトークンを取り扱う証券取引所が増えていけば世界からの資金流入が考えられるため、今後拡大していく市場とも言えるかもしれません。
それに少額投資が可能ということであれば、少しニッチな分野への投資も気軽に行えるため、より不動産市場が盛り上がっていくきっかけにもなるでしょう。
ちなみに来年にはSBIホールディングスと三井住友ファイナンシャルグループとの共同で設立した「大阪デジタルエクスチェンジ株式会社」によるセキュリティトークンの取り扱いが予定されており、大手がいきなり参入していることからもその将来性が語られているところでもあります。
未だSTOそのものの認知は広くはないため、どれだけ注目され、資金が集まるかによって市場の盛り上がりが決まりますが、新しい不動産投資のカタチとして浸透していくと思うので、来年までに向けてチェックしていきましょう🙆🏼♂️