ETFで高配当の人気3銘柄。
どうもガブリです。
不動産投資入門 | 山中 龍也 | 金融・ファイナンス | Kindleストア | Amazon
投資中級者になってくるといろんな投資方法が理解できるようになり、それに合わせてチャレンジする人も増えてくるかと思います。
特に昨今ではNISAやつみたてNISAなどを利用して投資を行なっている人も多く、少しでもリターンの多い商品を探しているという人もいるでしょう。
そこで今日は、ETFと呼ばれる商品の中でも高配当と注目されている3銘柄について書いていきたいと思います🖋
ETFについて簡単に説明しておくと、その意味合いは「証券取引所で取引される投資信託」といった意味になります。
投資信託は投資初心者に人気の商品ですが、投資信託は株式のようにリアルタイムでのトレードができないため、ETFは投資信託を株式のようにリアルタイムでトレードできるようにしているようなものになっています。
また、「高配当」と聞くと「絶対そっちの方がいい!」と考えてしまうかもしれませんが、対比されるものに比べて良し悪しもあるのでその辺りも押さえていきましょう。
まず高配当ETFと対比される存在は「インデックス投資」です。
インデックス投資とは市場の平均点を狙っていく投資で、基本的に市場の経済とは長期的には年々右肩上がりになっていくので、長い目で見るとインデックス投資は資産を増やしやすい投資法として人気のものとなっています。
一方、高配当ETFの投資は成熟した企業などの配当利回りが高い株式が含まれたパッケージを選ぶことでたくさんの配当を得ることを狙う投資となっています。
ではそんなETFで人気の高配当銘柄「VYM」「HDV」「SPYD」の3種類について見てみましょう👀
VYMは「バンガード・米国高配当株式ETF」とも呼ばれるもので、世界最大規模の資産運用会社であるバンガードが運用している商品となります。
2021年を振り返ってみると、その実績は税引き前の配当利回りで3.38%となっており、3%として考えると例えば300万円をVYMに投資していた場合には1年間で9万円増えていたことになるわけです。
ETFには保有コストと呼ばれる経費があったりしますが、VYMの保有コストは0.06%と安く、その内容も米国の高配当株400銘柄を組み合わせてパッケージされているので人気となっています。
次に「HDV」ですが、HDVは「iシェアーズ・コア 米国高配当ETF」と呼ばれるもので、世界的な資産運用会社ブラックロックが運用する商品となります。
2021年を振り返ってみると、その実績は税引き前の配当利回りで4.00%となっています。
VYMを少し上回る成績を残していながらも、保有コストも0.08%と高くなく、その内容は米国のモーニングスター社が選んだ、高配当で財務健全性の高い株式75銘柄を組み合わせてパッケージされています。
次に「SPYD」ですが、SPYDは「SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF」とも呼ばれており、米国で有名なステートストリートが運用している商品となります。
2021年を振り返ってみると、その実績は税引き前の配当利回りで4.7%と3銘柄の中では一番高くなっています。
その内容は高配当の80銘柄に1.25%の比率で均等配分されているものになります。
このように見るとSPYDが魅力的ですが、過去5年間のトータルリターンを見ると、
・VYM +72.6%
・HDV +49.9%
・SPYD +48.1%
とVYMが優勢になっています。
VYMは構成している銘柄数が多いということもあり、分散投資がしっかりされているので中長期的には結果を残しやすいものとなっているのが要因でしょう。
このようにデータを合わせて見てみると、自分の求めるリターンに対してどれだけのリスクを許容すれば良いのかなど理解できてくるので、色々なニュースなど情報収集をして資産運用に役立てるようにしましょう🙆🏼♂️