#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

投資信託もリスクを理解して始めよう。

どうもガブリです。

 

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多くの方が投資に興味を持たざるを得ない時代になってきた今、色んな投資方法があることについて悩んでる人も多いと思います。

 

そんな時に投資初心者へのオススメとして「投資信託」という選択にアドバイスをいただいた人も多いのではないでしょうか?

 

低リスクで運用ができる投資方法として人気の投資信託ですが、逆をいえば低いながらもどのようなリスクがあるのかを理解しないまま始めてしまうと、運用が上手くいかなくなった時にどうしていいかわからなくなってしまうかもしれません。

 

そこで今日は、投資信託のリスクとはどのようなものがあるのかなどについて書いていきたいと思います🖋

 

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投資信託とはプロに運用を任せることができ、さらに投資において大事なポイントである分散投資ができるという点でも人気の投資方法となります。

 

分散投資もできて、さらにその運用をプロに任せられるとなれば最強の投資方法にも思えますが、あくまで投資となればリスクがつきものです。

 

では実際にどのようなリスクがあるのでしょうか。

 

まずは王道、価格変動のリスクです。

 

投資対象となるものというのはその価格帯は違えど、日々価格変動を起こすものです。

 

投資信託では株式や債券など複数の金融商品を含むものをパッケージとしていますが、株式などのリスク商品が多く含まれる投資信託では特に価格変動に強い影響を受けます。

 

価格が上昇している時は儲かるので良いですが、価格が下落している時は損失になってしまうので投資信託を辞めるタイミングを間違えると損失が出たまま終わってしまうということもあるので注意です。

 

次に為替変動リスク。

 

投資信託の種類によっては国内の金融商品だけでなく、海外の金融商品を含んでいるものもたくさんあります。

 

すると例えばアメリカの金融商品を含む場合、円とドルも常に相互的に価格変動を起こしているので、金融商品の価値が上がっても、円とドルとの関係の中で円の価値が上がってしまう(円高になる)と相対的に価値が相殺されてしまうということがあります。

 

ちなみに円高と円安の関係を上手く理解できていない人も多いですが、例えば「100円=1ドル」を基準にしたときに「90円=1ドル」は円高傾向であり、「110円=1ドル」は円安傾向を表します。

 

つまり、1ドルのリンゴを買いたいと思ったら円高の時は90円支払えば良いですが、円安の時は110円支払わなければならないということです。

 

すると逆にアメリカの金融商品を100円=1ドルの時に買っていたとして、その後に円高となって90円=1ドルとなってしまうと、仮に1ドルの投資が2ドルへと2倍に増えていたとしても、「90円×2倍=180円」ということで、円に換算したら100円で投資したものが200円へと2倍になるのではなく、180円になって返ってくるということになるのです。

 

またその他にも金利が上昇することで債券価格が下落したり、株式を発行している企業の業績が悪くなると予定通りの配当金などが分配されないことで収益が悪化するといったリスクもあります。

 

このように投資信託だから安心というわけではなく、他の運用に比べて敷居は低いけれども、それでもリスクは存在するんだということがわかっていれば、もしもの時にも冷静に判断ができるかもしれません。

 

「投資は自己責任」とよく言いますが、損をした時に投資を勧めてくれた人を身勝手に恨むことのないよう、自分でも運用についてしっかり把握するようにしましょう🙆🏼‍♂️