#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

NISAとETFの相性は?

どうもガブリです。

 

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最近は社会人になると同時に資産形成を意識し出す人も多く、多くの方が一昔前に比べると投資について詳しくなってきている傾向にあると思います。

 

そのうちNISAに関しては多くの年代に認知されていて、投資を始める際に安心感のある少額投資に向いたサービスであるという点で人気です。

 

さらにETFと呼ばれる上場投資信託商品もここ最近でさらに認知を広げていますが、このNISAとETFを組み合わせて投資しようと思った場合には相性としてどうなのか。

 

今日はそのことについて書いていこうと思います🖋

 

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まずはNISAとETFそれぞれのメリットについて見てみましょう👀

 

NISA

NISAは個人投資家向けのサービスで、通常株式投資などで儲かった利益はそのうちの20.315%が税金として課されますが、NISAのサービスを通して投資をすると年間120万円(原則5年間)までの投資枠であれば利益が出ても納税義務が発生しないというもので、初心者の方が投資の感覚を身につける手段としても人気があります。

 

120万円の非課税枠が5年間続くわけですから、5年間の合計で600万円までの投資が可能であり、 中長期的に資産運用を検討する場合にも適したサービスかと思います。

 

ETF

ETFは投資をこれからしようと思っている人には感覚的にどういったものか掴むのは難しいですが、「上場している投資信託」というものです。

 

投資信託が上場しているのとしていないのではどう違うのかというと、通常の投資信託の場合購入するときの価格が1日に1回だけ決まるというもので、取引自体も1日に複数回できないというものになっています。

 

そのため、今日1,000円で買ったものが明日1,100円になっているとしたらそれを参考に売買することになるのですが、ETFの場合は例えば9時〜15時など証券取引所が営業している時間であれば時間ごとに価格が変動していくので、朝1,000円で購入したETFが昼過ぎに1,100円になっていた場合、その日の時点でまた売却することもできるのです。

 

つまり、NISAは中長期向けの投資サービスであり、ETFは価格変動が常に起こるので短期投資向けであるといえます。

 

では、このNISAとETFの組み合わせはどうなのか。

 

それはNISAを使って短期投資をしようと考えた場合には有効的と言えるでしょう。

 

NISAは年間120万円までの投資に対してはいくら儲かっても非課税なわけですから、例えば購入しようとするETFが短期的に価格上昇を起こすと考える場合、100万円を投資して、それが短期的に150万円になるとすれば、その50万円に対しての税金はかからないといった点で有利に利用できます。

 

しかしその反面、ETFには投資信託に存在する「再投資」という考え方がないため、資産が増えるか減るかといった点について非常に単調であるともいえ、特に価格が下落する場面においては税金がかからないどころか単純に資産が減ってしまうので気をつける必要があるでしょう。

 

このように人気の商品を組み合わせれば良い結果が出るわけではないことを念頭に、投資商品を考えるようにしましょう🙆🏼‍♂️