#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

脱炭素の時代。

どうもガブリです。

 

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皆さんは「脱炭素」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?

 

日本では「カーボンニュートラル」というキーワードで脱炭素を目指しており、2050年までに炭素ゼロを目指す動きが発表されています。

 

カーボンニュートラルにおける「炭素」とは二酸化炭素だけに限らず、メタンガスや一酸化二窒素、さらにフロンガスなどを含む温室効果ガスを指しており、これらが排出される量と吸収される量が相殺してゼロになるというのがその具体的な中身です。

 

それ以外にも民間ではマイクロソフトで有名なビル・ゲイツ氏も炭素ゼロの世界を目指して今まさに動いており、世界で年間510万トンも排出されている炭素を数十年のうちにゼロにしない限りは地球は生き残れないと彼は考えています。

 

炭素が今後も変わらず発生し続けると世界の気温はどんどん上がっていき、そうすることによって私生活への影響だけでなく、経済や政治にも悪影響を与えると考えられているのです。

 

しかし「日本」という国の規模や、いくら民間とはいえ「ビル・ゲイツ」などの名前を聞いても親近感はありませんよね?

 

とはいえそれでも私たちがこの分野に参入する方法はあります。

 

それが「脱炭素関連投資」です。

 

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現在はコロナ禍において経済が停滞または減退しているためにコロナ前に経済を復活させるという動きが活発になっていますが、脱炭素が目指す世界はコロナ禍前に戻るだけでなく、環境投資によって更なる経済の発展、再生をしようと考えるものです。

 

このように環境投資による経済再生を「グリーンリカバリー」と呼んでいます。

 

ではこのような世界観を求める脱炭素投資にはどのような特徴があるでしょうか。

 

まずは世界的に脱炭素へ向かっていることを考えると今よりももっと巨額の資金が脱炭素関連へ流入することが考えられます。

 

すると大きな資金がなだれ込んできた各企業はそのお金を成長に向けて使うことができるため、実際に産業が成長していくというサイクルを得ることができます。

 

しかしその一方、脱炭素関連の企業は零細企業から中小企業もたくさんいる分野であり、投資先となる企業もベンチャー企業が多いはずです。

 

すると産業が未成熟であるがゆえに安定性に欠けるため、過度な期待を持ってしまうとよくありません。

 

また具体的な例では、世界最大の運用を行うブラックロックでは世界の投資マネーの2割を脱炭素関連にするといったことも公言しており、その金額にして約2,000兆円が脱炭素産業に流れ込むことを考えると、バブルといわれる現象が起きることも予想され、これらの投資において参入時期と撤退時期を間違えると大きな怪我をすることにもなり得るでしょう。

 

さらに脱炭素関連の企業にはいくつかのタイプが存在し、実際に二酸化炭素などを別の物質に変換させて排出量を軽減させる技術を持つ企業もいれば、太陽光など再生可能エネルギーを利用して排出量を削減している企業もあります。

 

また、投資信託では「脱炭素」というキーワードを含んだパッケージを販売しているところもいくつかあり、これらを選べば国内だけでなく海外の脱炭素関連株も運用することができます。

 

とにかく産業が成長するにはその時代にマッチしているということが最重要であり、今で言うとそれが脱炭素にあたります。

 

投資をする上でもこのように時代をキャッチするところからチャンスが生まれてくるので、ここのところ投資において興味のあるジャンルが見つからなかったという人は是非脱炭素銘柄を見てみることにしましょう🙆🏼‍♂️