#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

ESG投資として意外な有名企業〇〇。

どうもガブリです。

 

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昨今ではESG投資が盛んで、少し投資感度の高い方はどんどんESG投資を進めているという人も多いと思います。

 

ESG投資に聞き馴染みがない人のためにどのようなものか説明しておくと、ESG投資とは、環境・社会・企業統治に配慮している企業を重視・選別して行う投資のことで、一般的な株式投資では「この企業今後も成長しそう!」などという観点で投資しますが、ESG投資では成長株かつより社会的な意味合いを含んだ投資と言えるかもしれません。

 

そしてそんな中でもESG投資先として注目を集めているのがWindowsなどのソフトウェアを開発・販売していることでも有名な「マイクロソフト」です。

 

そこで今日はマイクロソフトがESG観点でどのような活動をしているのかなどについて書いていこうと思います🖋

 

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日本人のマイクロソフトへのイメージといえば上記にも書いた通り「Windowsの会社」であるとか「億万長者のビルゲイツの会社」くらいのイメージが一般的かもしれません。

 

そのため具体的にどのような活動に力を入れているのかまでは知らない人も多いかもしれませんが、マイクロソフトは去年1月に「2030年までのカーボンネガティブ達成」というものを掲げており、これは地球温暖化に対する活動、つまり環境面に配慮した活動をすすんでしていくと発表したのです。

 

この発表により株価も上昇しましたし、世間的には環境に配慮されているということ自体がどの業界でも賞賛される大きなポイントとして評価される時代なのです。

 

ちなみに地球温暖化がどのような経緯で進んでしまうのかというと、その多くはいわゆるCO2と呼ばれる二酸化炭素の排出によるものであり、二酸化炭素は電気の使用や車両の使用など私たちになくてはならないツールと深く関係しています。

 

そしてマイクロソフトが去年掲げたものの中で言われている「カーボンネガティブ」とは何なのかというと、このCO2の排出量よりも削減するCO2の量が上回らせていくという取り組みなのです。

 

このような表現はマイクロソフトに限らず、iPhoneなどを発表しているAppleでも「カーボンニュートラル」、つまりCO2の排出量とCO2の削減量を同じにするという取り組みを発表しています。

 

では具体的にはどのような取り組みになるのでしょうか。

 

例えばデータセンターなどで利用する電力に関しては従来のように有限な資源を利用するのではなく、太陽光や風力、地熱などの自然界に常に存在するエネルギーである「再生可能エネルギー」を使用するようにし、車両の使用に関しても電気自動車にすることで環境へ配慮していくということです。

 

あと10年もない中でこれらを達成するというのは簡単ではないことですが、それがゆえにこの発表のインパクトは大きく、その姿勢を高く評価する投資家もたくさんいます。

 

このように世界的なビッグカンパニーからこのような取り組みが始まっていますが、これからはもっと今より多くの業界がESG的な取り組みをしているのかというのは大きな問題になるはずで、例えばこれから少子高齢化の中ではいかに優秀人材を雇えるかというのも企業の課題ですが、ESGの取り組みをしていないということで新入社員が集まらないということだって起きます。

 

投資だけに限らず多くの人にとって関係してくる分野でもあるので、これからの市場の動きも含めてアンテナを張っていくようにしましょう🙆🏼‍♂️