#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

デットファイナンスって?

どうもガブリです。

 

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開業すると事業資金が色々とかかるもの。

 

そのためにも資金調達が必要になりますが、企業が資金調達する方法には大きく分けて2種類存在し、それらを上手く使い分けることで事業を安定させていくことが求められます。

 

そこで今日は、その2種類あるうちの一つ「デットファイナンス」について書いていきたいと思います🖋

 

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まず大きく分けて2種類とはそれぞれ「デットファイナンス」と呼ばれるものと「エクイティファイナンス」と呼ばれるものに分かれます。

 

デットファイナンスとは金融機関や投資家から借入をする資金調達を指し、負債をすることでお金を集める手法のことをいいます。

 

一方、エクイティファイナンスとは株式の発行による資金調達方法であり、株式を購入する人からお金を集める手法のことをいいます。

 

これら2つの特性としては、デットファイナンスは負債なので返済義務がありますが、エクイティファイナンスは原則として返済は不要です。

 

また、特に上場企業には純資産や借入額などを表す貸借対照表というものの作成が義務付けられていますが、この貸借対照表に記載する内容としてデットファイナンスは返済が必要な借入のため、他人資本として負債に計上される一方、エクイティファイナンス自己資本にあたるため、貸借対照表の純資産に計上されるという違いがあります。

 

ではデットファイナンスだけに絞ってみてみても複数の選択肢があるので見てみましょう👀

 

デットファイナンスにも大きく分けて4つの方法があり、

・公的融資

・銀行融資

・ビジネスローン

社債

 

に分かれます。

 

それぞれに特徴があって、公的融資では借入金利が低い反面、審査期間が長かったり、銀行融資では借入できる金額が多い傾向にある反面、別途保証料が加算されたりなどメリットデメリットがありますが、それらを自分の事業に当てはめてどれか一つを選択したり、複数の機関を利用したりして経営を考えていくのです。

 

ただデットファイナンスにも注意すべき点はいくつかあるのでそちらも見てみましょう。

 

まずデットファイナンスは負債になるので、貸借対照表においては自己資本比率が低下するという点がデメリットになり得ます。

 

自己資本比率が低いということは、自分で蓄えている資本よりも他者から負債している金額の方が多いということなので、返済に追われやすい経営状況になっている状態ともいえます。

 

すると倒産リスクが高まるので、場合によってはそれによって金融機関からの心情が悪くなり、追加融資が受けられなくなるなどの点も懸念点としてあるでしょう。

 

このようにデットファイナンスは資金に困っているときに有効的に使うことができれば経営に安定性を持たせられる反面、利用しすぎることで経営を圧迫してしまう可能性も含むため、返済計画をきちんと持って利用しましょう🙆🏼‍♂️