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ライフプランにおいて大きなイベントとなる「結婚」にはどのくらいのお金がかかる?

どうもガブリです。

 

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ライフプランニングを作成し、お金の収支について中長期的に把握していくことは非常に大事なことです。

 

その中でも大きな金額が動くタイミングには注目するべきですが、その一つのイベントとして「結婚」があります。

 

結婚といえば人生で何度も経験するというのは少数派なので、何にどのくらいのお金がかかるのかをお互いに把握しきれていないことがほとんどかと思います。

 

そこで今日は、結婚の費用についてどのくらいのお金がかかるのかについて書いていきたいと思います🖋

 

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厚生労働省の発表によると「令和2年(2020年)人口動態統計月報年計(概数)の概況」では平均初婚年齢は男性が31.0歳、女性が29.4歳とされており、数十年前ではもっと初婚の時期は早かったので、年々晩婚化している状況といったことがわかります。

 

どちらも30歳前後というと大学を出ている場合では社会人になってから7〜8年の歳月が経っているし、新社会人の時点では給料が少ないとしても、堅実に貯蓄などをしていればそれなりにお金も貯まっている時期と言えるのかも知れません。

 

しかし結婚を経て結婚式を無事に終えるとしても、お互いが結婚式によって貯蓄を使い切ってしまうなんてことではその後の生活が不安になってしまうので、事前にかかってくるお金を把握したいところです。

 

では具体的にどのようなお金がかかるか見てみましょう👀

 

まずは結婚前の「婚約指輪」。

 

これに関しては旦那のみが用意するものになりますが、プロポーズをする際に用意する指輪を指します。

昭和時代には「婚約指輪は給料の3ヶ月分」と言われていましたが、現在ではあまりそこに縛られていないようで、「ゼクシィ結婚トレンド調査2021」や「新婚生活実態調査2020」などが発表するには、平均として35万円ほどの婚約指輪が贈られているようです。

 

次に「結婚式を行う前の家族顔合わせ」。

 

一般的に結婚を決めた時点ではお互いの両親にも挨拶に行くのが通例なので、お互いに認知することができたら両家が集まってご飯を食べに行くなんてこともあります。

 

そういった時はファミレスなどではなく、料亭など普段よりも良いところを選ぶことになるので、全員分の会計を新郎新婦側で支払うとその金額の平均は6万4,000円ほどと言われています。

 

次に「結婚指輪」。

 

結婚指輪に関しては、旦那さんが2人分の指輪を購入するケースもあれば、お互いに指輪を購入するというケースもあり、夫婦によって違います。

 

それによって個人のお金の支出額は変わりますが、ペアで平均25万4,000円ほどと言われています。

 

次に「挙式」。

 

昨今では人がたくさん集まる環境を作りづらくはなっていますが、挙式だけは行いたいという人も多く、国内で行う場合には平均して30万4,000円ほどが挙式のみの相場となっています。

 

次に「披露宴」。

 

ここが結婚式の一番のイメージになっているポイントですね。

 

披露宴に関してはテーブルに花を置くか置かないかとか、大きなケーキの演出は必要かとか、お色直しは必要かなどの項目で金額はかなり変わり、数百万円の費用をかける人も多いので、一番力を入れる点として考えても多くの費用を想定して良いと思います。

 

平均としては292万3,000円となっており、参列者からのご祝儀によって負担は軽減するものの、呼ぶ人数によってご祝儀に金額は変わりますが、平均としては176万8,000円となっています。

 

次に「新婚旅行」。

 

これについて昨今は行きにくくなっていますが、コロナ禍が落ち着いてから旅行を楽しもうと考えている人は多いかもしれません。

 

新婚旅行にかかる費用もどれだけ遊ぶかでまちまちですが、旅費として平均は29万9,000円となっており、お土産代は4万7,000円となっています。

 

次に「結婚内祝い」。

 

結婚は祝ってもらうだけでなく、祝ってくれた人へのお返しが必要です。

 

結婚祝いをもらった場合に、その返礼として内祝いというものを贈ることになり、その費用は3万円〜5万円のものが多いとされています。

 

これらが結婚そのものにかかる費用のおおよそとなります。

 

これら全てを足すと400万円を超える金額となり、ご祝儀で少しは負担が軽減するものの、それなりにお金が必要なことがわかるかと思います。

 

結婚イベントが無事に終わったら今度は新生活として引っ越しが必要になったり、マイホームの検討をすることもあったり、それに合わせて家具の購入などまだまだお金はかかります。

 

若いうちは経験にたくさんのお金を使いたいところでもありますが、少しはこれらの将来を想定して資産を増やして置くことも大事なので、貯蓄だけではなく資産運用を覚えて少しでも楽にお金を増やせるようにしましょう🙆🏼‍♂️