#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

不動産投資の実費初期費用、いくらで考えるか。

どうもガブリです。

 

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不動産投資といえば数千万円から数億円までと高額な投資となるため、もしかすると無意識に投資対象から外してしまっている人は多いかもしれません。

 

しかし実際には不動産投資の場合、金融機関からの融資で投資を行うため、手元にそれほどの金額がなくても始められるというのはご存知でしょうか?

 

中には手元からの自己資金が0円で始められるなんていうケースもありますが、自己資金0円にこだわりすぎると物件の選定があまりできないため、ある程度は自己資金の拠出を覚悟し、色んな物件を選べると良いかもしれません。

 

そこで今日は、不動産投資を始めるにおいての初期費用などについて書いていこうと思います🖋

 

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初期費用については選ぶ物件によって変わります。

 

一般的な自己資金の目安は物件価格の15%くらいと言われていますが、金融機関の融資の仕方や借入をする本人の勤務先や収入、物件の担保評価額などによって変わるので、物件を選ぶ際にはおおよその初期費用額を都度確認するようにしましょう。

 

ちなみに初期費用とは具体的にどのような費用なのかも見てみましょう👀

 

まずは「頭金」です。

 

マイホームを購入するときなども「頭金が必要」など聞いたことがあるかもしれませんが、頭金とは不動産を融資購入する際に物件価格の1割などいくらかを前払いするというものです。

 

金融機関によっては物件価格の100%を融資してくれるところもあるため、その場合は頭金0円となります。

 

次に「諸費用」について。

 

諸費用とは諸々の費用についてということなので、複数の費用が存在します。

 

例えば不動産を購入する時には司法書士さんに登記の申請をお願いしたりするので、「登録免許税」や「所有権移転登記」などにかかる費用や司法書士さんへの報酬がかかります。

 

さらに売買契約書に貼り付ける「印紙税」や「固定資産税・都市計画税」の日割り分などの税金関係。

 

税金については購入から半年〜1年後くらいに納付書が届く「不動産取得税」なども購入によってかかる税金の一つです。

 

後は、「火災保険・地震保険」などの保険関係もお金がかかりますし、金融機関から融資を受ける際の「融資事務手数料」、そして売買を仲介してくれる業者への「仲介手数料」など費用は多岐にわたります。

 

ちなみに物件を所有している売り主さんから直接物件を購入する場合は仲介手数料はかからないので、仲介手数料に関してはケースバイケースと思っておきましょう。

 

その上で頭金がかからない場合の諸費用金額の目安としては、仲介手数料がかかる場合は物件価格の約5%、仲介手数料がかからない場合は物件価格の約2〜3%が諸費用金額の相場といえます。

 

つまり、頭金が1割かかるとして、仲介手数料も支払うと仮定した場合に、2,000万円の物件を選ぶとすれば15%の300万円程度が諸費用としてかかると想定する必要があるわけです。

 

そのかわり頭金0円だとしたら諸費用の5%程度で済むので、100万円程で初期費用は足りるということになります。

 

もちろん頭金を入れておけば融資金額は減少するので月々の返済額は少なくなりますが、手元からお金が出ていってしまうことへのバランスを考える必要はあるでしょう。

 

このあたりもどのようにすると投資効率が良いのか考えることで結果は変わってきますので、初期費用についてはしっかり把握し検討するようにしましょう🙆🏼‍♂️