100万円から始める資産運用。
どうもガブリです。
不動産投資入門 | 山中 龍也 | 金融・ファイナンス | Kindleストア | Amazon
投資を始めるにはそれなりの預金が必要ですが、どのくらいのお金があれば運用に踏み出すことができるのか。
もちろん元金が多い方が少ない利回りでも必要な儲けを得ることができますが、まずは100万円ほどあれば十分に資産運用を始めることができます。
そこで今日は、100万円を元金とした資産運用の場合、どのような手段が考えられるのかなどについて書いていきたいと思います🖋
そもそも100万円の預金を作るということも簡単ではないので、元本割れの可能性を伴う投資となると気が引けてしまう人も多いですが、超低金利時代の現代においては預金として銀行に預けていても物価の上昇に追いついていけません。
定期預金ですら0.002%の金利なので、仮に年間1%でも物価が上昇するとなれば、実質預金価値は目減してしまうことになるのです。
そのため、100万円を一か八かの勝負として投資する必要はありませんが、中長期的に運用していくことで、ある程度安全に資産を増やしていくことができるのであればそれに越したことはないでしょう。
では実際に100万円を元金として投資を行う場合、どのようなものであれば無理がないのか。
まずは「債券投資」です。
債券とは、国や地方自治体、企業などが投資家から資金を調達するために発行する有価証券のことを指すのですが、簡単に言うと「お金を貸してその利息を得る」というものです。
国が発行する国債は個人向けのもので1万円からスタートすることができますし、国債などであれば国が破綻しない限りは必ず元金が戻ってくる上、利息についても受け取ることができます。
個人向け国債は最低金利0.05%と儲けは少ないですが、預金に比べればそれでも立派な運用になります。
次に「投資信託」。
投資信託はファンドと呼ばれる投資のプロが投資家からお金を集め、それを事前に決めた方針に沿って運用するというもので、その運用によって出た利益を投資家へ還元するというものです。
投資信託にも色々な種類があるため、どこの投資信託に投資するかによって運用結果は異なりますが、少額から始めやすいという点でも初心者向けとして人気を博しています。
しかし債券に比べ、市場の動きによっては元本割れすることもあり、その他にも運用するために必要な手数料などが運用益よりも上回ってしまうと実質マイナスとなってしまうことがあります。
次に「株式投資」。
投資信託はファンドにお任せして銘柄を決めてもらうというものでしたが、株式投資は企業ごとに個別で銘柄を自分で選択するもので、購入した時よりも高い価格で売却することで売買することで売買益が期待できるほか、日本においては「株主優待制度」というものがあるので、株式を一定数保有しているだけで年間のうち1回から複数回にわたってその企業ごとの商品や割引券が貰えたり、「配当」というものによって保有しているだけで利息のようなお金が入ってくることもあります。
個別に銘柄を選択するという点で選ぶ力が必要ですが、上手に運用することができればこの中で最も利益を期待することができます。
このように、投資難易度が上がったり、リスクが上がるほどリターンが期待できるというものでもあるため、自分が許容できるリスク(無くなっても生活に困らない程度の資金での投資額)が把握できれば、それだけ運用による成果を得ることができるかもしれません。
まずは預金でお金を眠らせているだけでなく、少しずつでも運用することから始めてみましょう🙆🏼♂️