#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

マイホームを注文住宅で購入する場合の注意点。

どうもガブリです。

 

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マイホームを購入する際に意見が分かれるのが「戸建て」か「マンション」か問題。

 

そのうち戸建てを検討している人の中には物件情報を見ていると「建築条件付き土地」と書かれているものを見ることがあるかもしれません。

 

この建築条件付き土地についてはある程度ルールを把握していないと後にトラブルとなってしまうこともあるので、知っておくことが大事です。

 

そこで今日は建築条件付き土地の特徴などについて書いていきたいと思います

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建築条件付きの土地とは簡単にどういうものかというと、現在は更地であるが、家を建てる業者があらかじめ決まっていますよという土地になります。

 

そのため条件のない土地の場合は自分で家を建てる業者を決めることができますが、条件付きの場合は土地の売買契約が完了した後におおよそ2〜3ヶ月以内には「建築請負契約」と呼ばれる、その土地に建物を建てる契約を結ぶことになるのです。

 

ではそんな建築条件付きの土地にはどのような特徴があるでしょうか。

 

まずメリットとしては「土地の価格が割安なことがある」という点です。

 

全ての建築条件付き土地が割安なわけではないですが、建築が約束されているという点で土地の価格が割安になっていることがあります。

 

次に「建築までは早い」という点です。

 

注文住宅によるプランがおおよそ決まっていれば土地の契約後にすぐ建築に向かって進めることができるという点で建築までの期間が短くて済むということがあります。

 

建築条件付きの土地でない場合は気に入った土地を購入する際の業者と建築業者が別になることもあるので、それぞれを探すということに時間がかかったりすることもあり、建築条件付きの土地を販売している業者に信頼面などの点において建築をお願いしても良いと判断できるのであれば建築スピードが速いのでストレスがないのはメリットと言えるかと思います。

 

一方、デメリットとなりえるのは、「建築費用が割高なのか割安なのか判断しずらい」という点です。

 

建築条件付きの土地では建築業者があらかじめ決まっているわけですから、建築費用を他の業者と比較したりすることができません。

 

そのため仮に土地が割安だったとしても建築費用をふっかけられてしまうとトータル的に割高な物件ということになってしまう可能性もあります。

 

そもそもの建築費用を把握していないと言われるがまま契約してしまうことになるので、おおよその建築費用は把握しておくことにしましょう。

 

次に「制約が多くなることがある」という点もデメリットになる可能性があります。

 

建築条件付きの土地の場合、どれくらい自由な建築設計が可能なのかはその建築業者の技術力などによって異なります。

 

家の作りに徹底的にこだわりたい場合には建築業者を指定したいということがあると思うので、特別な技術力が必要とされるようなケースではあまり納得のいくものが求められないといったことがあるかもしれません。

 

そのため、土地の売買契約をする前から住宅設計のポイントなどはきちんと業者さんと相談し、納得のいくものが立てられるとわかった段階で契約に進むのが理想的です。

 

中には土地の契約を急がせて、「住宅設計プランは並行して打ち合わせしましょう」なんてことを言ってくる業者もいますが、詳細が決まらないうちに土地の契約をしてしまうことは危険なのでやめましょう。

 

このように、おおよそのルールを知らないと業者のペースで進んでしまうことでトラブルになってしまったりということもあるので、最終的な着地が自分にとって納得のいくものになるのかは事前に調べてから進めていくようにしましょう🙆🏼‍♂️