投資詐欺に遭う人の特徴。
どうもガブリです。
不動産投資入門 | 山中 龍也 | 金融・ファイナンス | Kindleストア | Amazon
投資と聞けばやっぱり儲けたいと多くの人が考える中、投資初心者が本当か嘘か上級者と名乗る人の口車に乗って暗号資産(仮想通貨)などで大きな損を出してしまうなんてことや、詐欺に遭ってしまうなんてこともあります。
この詐欺などに関しては実際に引っ掛かっている人がそもそも警戒心の少ない人なのかというとそうではなく、むしろ警戒心が高い人ほど詐欺に遭ってしまったりしています。
どのような方法で多くの方が騙されているかというと、例えば簡単な投資などで実際に資金が増える様子をおさめた動画などを用意し、それを持ってLINEのグループアカウントを作ります。
そのLINEグループでは定期的に儲かる動画などを公開し、特にこの段階では少額でも始められて尚且つ儲かる確率の高い方法を公開します。
すると実際に試してみたグループの誰かが儲かり、それを友達にも薦めようとLINEグループに友達を招待していくのです。
招待した本人は実際に儲かっているし、もちろん悪気があってLINEグループに招待する訳ではないですから、数ヶ月はこのようなかたちでLINEグループ人数がどんどん増えていきます。
すると皆んな動画を公開しているグループの主に対する警戒心が薄れ、多くの人がそのLINEの中で主にお礼を言ったり、より仲良くなろうとしたりする人もいます。
まぁここまでは実際に多くの人が儲かっているので何の問題もないのですが、グループの人数が上限に達したあたりで主が「もうちょっと金額を上げて儲かる方法を人数限定で公開したいと思うので、興味がある人は“参加したい”と送ってくれれば別のLINEグループに招待します」などと言い、多くの人を募ります。
すると「あの儲けのプロである主が「人数限定」といっているわけだからこの機会を逃すのは勿体無い!」と多くの人が飛び付きます。
ただ、ここで飛びつく人と飛びつかない人の違いは、飛びつく人の場合「もっと儲けたい!人よりも得したい!」と考える人で行動力の高い人とも言えます。
その反面、飛びつかない人は面倒臭くなっていたり、そこまでバイタリティのない人だったりもします。
実はこの時点で“ある仕分け”は終わっており、それは何かというと人よりも得したいと思っている行動力のある人というのは騙しやすいのです。
ここから主は「今回公開する投資手法はかなり儲かるシステムなので、1人5万円でその方法を公開します。怪しいと思う人は払わなくて結構です」などと言って勧誘します。
もうすでに主に対しての信頼感は高いわけですから、これでも結構多くの人が応募し、実際に公開される投資手法は大したものではないなんてことがザラにあるのです。
もちろん有益な情報を公開していたり、正しい資産運用の方法を伝えてくれる人もたくさんいます。
しかしこれらにおいて「何が正しいのか」をジャッジできない人は喰われてしまうのです。
詐欺師はいきなり騙してきません。
一旦信頼するに値する行動をし、そのためには一見身を削っているかのような演出をすることも多々あります。
人を疑うことは気持ちの良いことではないですが、自分や身の回りの人が痛い目に遭わないよう、このようなことがあるのだということは知っておいた方が良いかもしれません🙆🏼♂️