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宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

不動産経営におけるメゾネット構造。

どうもガブリです。

 

不動産投資入門 | 山中 龍也 | 金融・ファイナンス | Kindleストア | Amazon

 

皆さん賃貸でメゾネット物件をオススメしてもらったことはありませんでしょうか?

 

いわゆる室内に階段があったりして1室の中が2階構造になっているものをメゾネットといいます。

 

そのため同じ広さの部屋でも使えるスペースが多いということでちょっとお得感のある構造なのです。

 

メゾネットといえば一人暮らしの狭い部屋をイメージするかもしれませんが、ファミリータイプにもメゾネットは存在します。

 

そこで今日はメゾネットタイプの物件について書いていこうと思います🖋

 

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メゾネットタイプは賃貸でも人気の傾向にあり、室内階段もハシゴのようなかたちで場所もとらないものも多いので、天井がある程度高ければかなり有効的に空間を使えます。

 

さらにファミリータイプでは見た目が一戸建てのようになっていて、一つの玄関で室内にしっかりした階段があることでまさに一戸建てのように利用できる連棟式と呼ばれるメゾネットタイプもあります。

 

連棟式に関しては上下階に他の人が住んでいないので、子供がいる家庭はお子さんがドタバタしても下の階の人に迷惑をかける心配がないなどといった理由で人気です。

 

実際に住むことによる利点はこのような点にありますが、例えば賃貸物件としてはどうでしょうか。

 

メゾネットタイプは人気ではあるものの、天井が低く感じるので嫌だなどとそれを嫌がる人もいます。

 

つまり少しニッチな市場になりかねないという面もあるのですが、賃貸物件としての特徴も見てみましょう👀

 

まずはそもそもファミリータイプの場合はお子さんを学校に通わせるなどの理由もあって頻繁に引っ越すことは少ない傾向にありますが、メゾネットタイプを好む人の場合は特に長期入居になる可能性があります。

 

メゾネットタイプの物件は通常の物件に比べて戸数が少ないので、メゾネットタイプを好む人の場合、また新しいメゾネット物件を見つけるのは容易ではありません。

 

これは単身者にとっても言えることで、他の物件との差別化になるでしょう。

 

また、土地から建設する場合、建築費用やその他コストが安いというのも利点です。

 

その理由は、室内に階段などが存在するため、同じ広さで通常のマンションやアパートなどの物件を建築するよりも部屋数が少なくなる傾向にあります。

 

部屋数が少なくなれば設備としてエアコンなどの設置数も少なくなるので、全体コストが安いのです。

 

このような特徴をもつメゾネットですが、昨今では特に驚かれるほど珍しい物件ではないので、さらに差別化を図るには工夫が必要です。

 

例えば階段もあまりに簡素なものでは逆に安っぽく見えてしまい、需要をとるのが難しくなります。

 

若い方なんかは特に引越しの際には「誰かを呼んでも恥ずかしくない感じで、むしろ呼びたくなるような素敵な部屋がいいな」と考えていたりするので、便利であればそれで良いというわけではないことには注意です。

 

このように、ただ単に種類で括って判断するのではなく、それぞれの特徴を理解しつつも需要を理解することが大事です。

 

さらに賃貸物件の購入においては需要の有無に加えて、立地と家賃のバランスなども重要であり、これら全てがバランスよくかみ合ったものが良いとされています。

 

自身の物件は少しでも他者より高い家賃設定をきたいと思ってしまいがちですが、このような点にも気をつけて冷戦な判断をするようにしましょう🙆🏼‍♂️