ワンルームマンション投資の今後。
どうもガブリです。
昔は「不動産は富裕層のもの」というイメージが強かったものですが、ここ10数年はサラリーマンや公務員の方などの中高層の方達も取り組めるものとして認知されています。
不動産においてのターニングポイントの一つである「バブル期」においては、購入した不動産を売却してその差額で儲けるというキャピタルゲイン重視の投資でしたが、それによって不動産価格は異常なほどに上がり、本来の市場価格に戻ろうとしたことがバブル崩壊の原因の一つでした。
その歴史から学び、不動産は主に「買って売って」ではなく、長期的に持つことで得られるメリットを重視するようになってきた経緯があります。
特にサラリーマンなどの層には価格帯による購入のしやすさもあってワンルームマンションが特に人気ですが、そこで今日はワンルームマンションの今後を考察することも含めて書いていこうと思います🖋
不動産投資を始める理由は人それぞれですが、その多くは「貯蓄の代わりになる資産形成」や「将来の年金不安に対して私的年金を作りたい」なんかだと思います。
日本では「日本円」に対して安心感を強く持つ人も多く、ましてや「法定通貨は時に危うい」という感覚すら全く持っていない人が多いものです。
その点においてはそれだけ幸せな国とも言えるわけですが、将来的にも日本円が常に安心なものかは少なからず疑わなければなりません。
つまり「インフレ(物価上昇)」などの状況も前提に資産形成するべきであり、これらの考え方は海外では一般的でもあります。
「日本と海外は違う」と変に割り切ってしまうのではなく、島国である日本はあまり海外の影響を受けずに遅れてしまう側面もあるので、「万が一に備える」という考え方も常に持つようにしましょう。
では早速、ワンルームマンション投資は現在どうなのか、今後どうなっていくのでしょうか。
現在では一都三県を中心とした関東圏内を主にワンルームマンションが建築され、投資する人たちもどんどん増えているというのが現状です。
コロナウィルスが発見されたのが2019年12月末ですが、それからの2020年は1年間コロナウィルスに悩まされ、多くの事業が破綻したりもしました。
一方、不動産市場はどうかというと、特に東京に関してはコロナ禍においても東京から出ていく人よりも東京へ上京する人数の方が多く、ワンルーム事業においてもむしろコロナ前よりも良くなっているという場所も存在しています。
ワンルームの需要は大学入学を機に上京する大学生や、単身赴任で東京へ来るサラリーマンなどです。
これらの人たちが来る理由は東京に通いたい学校や会社があるからであり、東京が首都圏であるうちはそれなりにこの需要が途切れることはなさそうです。
しかも一昔前に比べて単身者が増えている傾向にもあり、今後もファミリーの数よりも単身者の数の方が増えていくであろうデータもたくさんあります。
ただその一方、コロナ禍によって会社へ出勤する必要が前よりもなくなったという方も多いので、首都圏から少し離れた郊外も今後は需要が高くなっていくであろうとも言われており、今の時点から郊外の不動産に目をつけている個人投資家も徐々に増えています。
それに東京23区においては相変わらずワンルーム建築に対する規制が強化されており、今後一般的な規模のワンルームマンションを建築するのであれば、その建物のうち3分の1は1DKや2DK程度の広さの部屋を含まなければならないというルールがあったりします。
つまり手頃なワンルームマンションが増えづらい一面もあるということなので、今後需要が増えていくと仮定すればワンルームマンション自体の価値も上がっていくという可能性もあります。
東京の物件は特にオリンピック開催が一つのポイントになっていましたが、コロナ禍が長引いた現在ではすでにオリンピックによる盛り上がりは物件価格にあまり加味されておらず、数年前よりはワンルームマンションも高くはなっているものの、現在でも手の届く価格帯であるのも事実です。
まずは金融機関からの融資が可能かどうかなどの基準もありますが、不動産は長く付き合っていく投資ツールなので、今後をしっかりと考察して検討するようにしましょう🙆🏼♂️