FIREを目指す人と同じ資産運用しておけばOK?
どうもガブリです。
不動産投資入門 | 山中 龍也 | 金融・ファイナンス | Kindleストア | Amazon
最近FIREと呼ばれる早期リタイアを目指して第二の人生を自由に生きるという生き方が注目されています。
つまりは社会のストレスからの解放を目的とするものであり、誰しもが働くことに幸せを感じられるわけではないので、早期リタイアすることで得られる幸せを求めるというものがFIREの目指すものなのです。
このFIREの考え方の発祥は色々と言われるものがありますが、ムーブメントのきっかけとなったものとしてヴィッキー・ロビンという米国の女性が書いた「お金か人生か」という本が話題となって、ヴィッキー・ロビンさんは、「ほとんどの時間を仕事に費やし、稼いだお金を散財するという日々に価値はあるのか」と疑問を持つことから生活を変えようと考える人たちにFIREの考え方への影響を与えています。
「お金か人生か」は今年日本でも翻訳によって簡単に読めるようになりましたが、元々は1992年に「Your Money or Your Life」という原題で出版されており、つまりは約30年前にはこのような考え方を提唱していたのです。
それが現代のストレス社会に生きる若者たちに改めて刺さり、今またFIREを目指す人たちが増えています。
そして早期リタイアを目指すものということですから、普通に労働していては中々叶えられるものではなく、FIREを目指すなりに何か新しいことを始めなければならないはずです。
つまりそれは資産運用を始めるということでもありますが、仮にFIREを目指していない人でも、FIREを目指す人たちと同じように運用した場合、早期リタイアができるくらいにはお金を貯めることができるかもしれないので、今日はFIREを目指す人たちはどのような運用を心がけているのかなどについて書いていきたいと思います🖋
まずFIREを目指す上での資産運用において、有名で重要な指標があります。
それは「4%ルール」です。
この4%ルールというのは、
・年間支出の25倍の資産を築くことができれば、年利4%の資産運用で生活費を賄うことができる
とするものです。
例えば年間の支出が300万円だとする場合、その25倍にあたる7,500万円の資産を築いて、年利4%で運用することができれば、
・7,500万円×4%=300万円
ということになるので、常に元本を切り崩さずに生活ができるというサイクルが可能になってくるのです。
この計算はかなり簡単にまとめられているということと、この理論はアメリカによって生まれたものなので、経済成長率やインフレ率などが異なる日本において考えるともう少し余裕を持って5〜6%ルール程度で考えても良いかもしれません。
つまり7,500万円をどのように確保するのかということですが、これを労働から得られる給与で貯蓄したり、運用したりして達成させるのです。
そのためには日々の支出を控え、いかに貯めていくかということも大事ですが、何よりも労働で得られる収入が低いといくら運用を頑張っても辿り着くのは困難なので、給与収入を増やす方法を考えるとなるとまずは自己投資が必要なことに気がつくでしょう。
つまり、勉強をしたり資格を取得したり、または映画を観たり本を読んだりして教養を得るなどして自身のスキルを高め、社会的に責任あるポジションに就くことができれば、収入を増やしていくことも少しは楽にできるかもしれません。
これらを考えると自己投資もせずにただ貯蓄するだけでは効率が悪いかもしれないので、貯めることだけを考えず、まずは給与収入を増やすためにの最適解を探し、その上でどのような運用が優れているのかを探していくというのが良いでしょう。
このような考え方ができると、早期リタイアを目指していなくとも生活が楽になっていきます。
決して自分の才能や可能性を低く見積もることなく、自信を持って目指してみましょう🙆🏼♂️