#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

不動産投資は始めてから何をすればいい?

どうもガブリです。

 

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不労所得と言われることもある不動産所得ですが、どの程度気にせずとも運用が可能なのかは気になるところです。

 

最近では早期リタイアを目指す「FIRE( ファイナンシャル インデペンデンス リタイア アーリー)」が話題になっていたりと不労所得を早くから得ようと考える動きがあったりもします。

 

どこで今日は不動産投資を始めた場合にはどの程度物件についてなど気にする必要があるのかなどについて書いていこうと思います🖋

 

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まずは不動産が不労所得だと言われる理由についてですが、不動産を購入することでその物件を第三者に貸し出し、入居者が入ることで賃料収入が得られるというものなので、入居者さえいれば毎月決まった金額が家賃として振り込まれるという特性を持っているがゆえに不労所得と言われているのです。

 

では、本当に入居者さえいれば毎月何もせずとも家賃が入ってくるシステムなのでしょうか。

 

実際には全く何もしないということではなく、管理形態などによっても多少変わりますが、以下のような点について気にしなければなりません。

 

まずは所得が増えるという点で毎年「確定申告」が必要になります。

 

確定申告では不動産を所有している間の1月1日〜12月31日までの家賃収入に加えて、それを運用するためにかかった費用を経費として計上したときに年間の所得がプラスなのかマイナスなのかを申告するものですが、これについては自身でも申告が可能なものであり、家賃収入については通帳を確認したり、経費については領収書をとっておくなりで把握することが可能です。

 

しかし経費については例えば交通費としての「ガソリン代」なんかも年間のガソリン代全てを計上することはもちろんできず、「不動産投資をする上で必要な交通費」としてのものしか計上できません。

 

つまり購入物件周辺の視察であったり、新しい物件購入のための視察だったりの交通費に関しては経費となるわけですが、この境目を判断するのは非常に難しかったりします。

 

そのため、税理士に数万円支払って確定申告を代行して行なってもらうということも可能であり、これについては自身で判断すると良いでしょう。

 

後は、「保険の更新」なんかもあります。

 

現在、火災保険は10年が最大保険適応年数であり、10年経ったら更新が必要です。

 

更新の時期になったら自身で更新の請求をすることになるので、大した労務ではないですが、これも必要なことです。

 

その他については管理会社がどこまでやってくれるかにもよりますが、入居者の入居や退去の対応であったり、退去してしまった後の募集活動や、退去後の部屋の劣化具合によっては修繕対応もしなければなりません。

 

さらに募集活動によって入居者が中々つかないということであれば、内装を変更したり、家具をつけてあげたりなどの対応も必要かもしれません。

 

このように日々運用について追われることはないものの、年に数回は何かしら気になるポイントが出てきたりするので、管理会社と連携したりしてそれらをクリアしていくことになります。

 

とはいえ、株式投資やFXに比べると圧倒的に管理コストがかからないので、まずは自身に合った不動産があるのかなどについて運用に詳しい人などに聞いたり、本を読んだりしてみると良いと思います🙆🏼‍♂️