不動産投資は馴染みの場所でするべきなのか?
どうもガブリです。
日本の人口減少が騒がれる中、地方から都心に人口が集まり始めているという現象も同時に起きています。
不動産投資では入居者がいない限り家賃収入がないので、人口減少は直接的に関係する事案になりますが、そうなると「人口の多い都心付近で不動産投資をする」というのが答えになることも多く、関東圏内に在住している方はおおよその土地勘などが働くことにより物件の選定などもスムーズにいくかもしれませんが、地方の方は難しいかもしれません。
そこで今日は、地方在住の人が都内などの関東で不動産を所有し、運用するというのはどうなのかみたいなことについて書いていきたいと思います🖋
やはり不動産という動かないものを購入するとなれば、その周辺環境などを知らないと不利に感じてしまうということはあるかもしれません。
例えば地元であれば、「ここから数メートル先にコンビニがある」とか「車で10分のところに百貨店がある」などとなんとなく住む人の感覚がわかるわけですが、全く知らない土地ではその土地の人たちがどのようなライフスタイルを持つのか把握しにくいものがあります。
とはいえ不動産投資を成功させるためには「高需要」であることは非常に大きなアドバンテージで、地方の地元で不動産を購入してもなかなか入居者が決まらなければ意味がありません。
それに加えて、そもそも地方に住む人が都心の物件などを購入することが可能なのかについてはもちろん可能であり、最近では不動産を購入する際に必ず対面説明が必要だった重要事項説明書の読み合わせについても遠隔ですることが可能になったりと、不動産の購入に不必要であろう労力は極力省かれつつあります。
ではその上で地方に住む人が都内付近で不動産を購入することのメリットやデメリットなどについて考察してみましょう👀
まずメリットとしては、地元の不動産に固執しないという点で物件選択の幅が大きく増えるということです。
不動産というのは限られた国土に存在するものなので、有限です。
だからこそ選択肢を広げられるというのには大きな意味があり、大きなメリットになります。
また、それによって需要の高い物件を選択できるとした場合、長期的な需要が見込めるほど資産性も高く、安定的な賃料収入と資産価値の維持が両立できます。
その反面、場所が遠いという点で自ら物件を管理するというのは現実的ではないので、管理会社への管理委託が必要です。
この際、信頼のできる管理会社でないと管理がずさんで資産性を保てなくなったり、入居者が退去した後に入居者を積極的に募集してくれないなどの弊害の可能性が出てくるので注意です。
さらに、物件選択の幅が広がるというのはある意味で選択の精度を落とすということにもなりかねないので、例えばあまりにも知らない土地の物件を購入したことで、失敗した場合の立て直しが難しくなるなどの可能性も秘めます。
つまりは「物件選定の目」と「管理会社を含めた不動産会社選定の目」が不動産投資には必要であり、失敗の可能性を少なくするためには勉強も必要です。
簡単に儲かる投資というものはないので、日々勉強しながら投資を楽しむようにしましょう🙆🏼♂️