不動産をちっちゃく分けて投資しちゃう。
どうもガブリです。
不動産投資に興味を持つ人が増えている昨今、その選択肢についても多様化してきているのをご存知でしょうか?
不動産といえば馴染みのあるものでいわゆる「家」であり、大きく高額なものというイメージがあります。
それがゆえに敬遠してしまう人もいるかもしれませんが、不動産投資は色んなかたちで可能であり、それを知ることでもしかすると不動産に興味はあったけど縁がないと思っていた人も今後検討視野に入ってくるかもしれません。
そこで今日は不動産の小口化投資について書いていきたいと思います🖋
不動産投資といえば一般的には金融機関からの融資を前提に物件を選定し、実際に不動産のオーナーになることで所有物件を第三者に賃貸して家賃収入を得るというものです。
購入当初は金融機関への返済があるものの、その所有権利は生涯において存在するので、返済期間中のシミュレーションがしっかりしていれば返済に困ることもなく、完済後には家賃収入が日々の生活の足しになっていくし、亡くなった場合でも遺族に相続することが可能なので非常に優秀な資産運用の一つであるといえます。
とはいえ、世の中にある全ての物件が資産運用に適しているとは限らず、そのような物件を見つけるというのは決して簡単ではありません。
そのため、高額融資を受けてまでリスクをおかしたくないという気持ちが不動産投資への意欲を減退させるわけですが、それでも不動産投資そのものの魅力は多くの人に理解されています。
そこで代替性を持つのが不動産の小口化商品なのです。
その中でも「REIT(リート」は有名ですが、1口100万円などで不動産の一部を所有することができます。
実際の不動産の売り買いや管理などは全てプロが行なっていくので、日々物件そのものへ気をつけなくても行える投資として精神的に少し楽な投資方法といえます。
このような不動産小口化の特徴は、複数の個人投資家などで特定の不動産を購入し、その賃貸収入を出資割合に応じて受け取るという投資モデルで、優良物件などを資金的な問題で手に入れられないという場合にも、小口化商品であれば所有することができたりするのです。
さらにこの不動産小口化商品には種類が存在し、
・賃貸型
・任意組合型
・匿名組合型
に分かれ、賃貸型は複数人で資金を集い、賃貸物件を購入して管理業務はお任せするというもの。
物件は出資者全員で共有名義となります。
次に任意組合型については出資者と事業者との間で任意組合を作り、事業者も出資者と一緒に物件所有者となるというもの。
次に匿名組合型については出資者と事業者との間で匿名組合契約を締結し、事業者が出資者に対して利益を分配していくというもの。
匿名組合型が上記の2つと特に違う点は、上記2つは不動産収入として計上するものの、匿名組合型では雑所得として計上することになるという点です。
このようなかたちで、不動産小口化では通常不動産投資による賃料収入として受け取るものを分配金として受け取るという点では、双方似たような投資手法でありながらも高額融資を受けるという手段を取らずして不動産投資ができるという意味で便利なものです。
とはいえ、入居率が悪ければ分配金もでないという点では同じようにリスクはあり、それらをそれぞれ理解して取り組むことでより適切な投資ができるかと思います。
不動産投資を始める前に少しでも違ったかたちで取り組んでみたいという方はオススメです🙆🏼♂️