#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

投資では緊急事態こそ冷静に。

どうもガブリです。

 

www.amazon.co.jp

 

投資を始めると多くの人が自分との戦いに苦労します。

 

投資では資産が増えることを目的とするものの、ときには資産が減少してしまうことも多々あります。

 

そんなときにいかに感情的な判断をしないかというのは非常に大事であり、投資を始める際には事前に決めたルールに従って行わないといけない場面がたくさんあります。

 

例えば「資産が10%増えたら売却する」とか「資産が5%減少したら売却する」など欲をかきすぎず、大怪我しないように自分の資産を守っていかなければなりません。

 

それほど相場は思い通りにいかないものだし、特に最近では政府による金融緩和や国民に一律で10万円を配ったりと一部ではカネ余りが起こっており、それが金融市場に流れていっています。

 

それによって市場は盛り上がりをみせ、投資家にとって市場が盛り上がることは喜ばしいことですが、実体経済に伴わない過度な盛り上がりはときに暴落を招くので注意が必要です。

 

そこで今日は、今後起こりうる相場の急落の際にはどのような対応を心がける必要があるのかなどについて書いていこうと思います🖋

 

f:id:GABURI:20210710203956j:image

 

よく言われていることでいうと、特にいけないのは「狼狽売り(ろうばいうり)」です。

 

相場の急落に驚き動揺して、もっと資産が減少することが怖くなることによる資産の売却を行ってしまうことをいいますが、ほとんどの場合はあまり良い結果をもたらしません。

 

相場が下がり気味のときにうまく損切りをすることは投資において大事なことですが、急落しているということはかなりの割合で資産が減少している状況であり、そんな中で論理的ではない反射的な売買をしてしまうと失敗する確率が上がってしまいます。

 

このような事態では、まずは急落の理由をを調べ、市場がこの後どのように変化していくのかを考えてから売買するようにしましょう。

 

次に同じくらい危ない行為は「ショートポジションを持つ」ということです。

 

ショートポジションとは「売りから市場に入る」ことであり、売った資産はいずれ買い戻さなければならないので、市場が下落場面においては有効ですが、実は難しい投資方法です。

 

相場に対して自分なりの考察があってショートポジションを持つことは悪くないことではありますが、一般的な買いから市場に入る「ロングポジション」に比べてショートポジションの場合、市場が上昇する場合には青天井なので、上がり続けるととんでもない損失を起こすことになります。

 

投資でここ数年大きな資産を得た与沢翼氏もショートポジションは持たないと言っていたくらいなので、安易には選べない選択かと思います。

 

では冷静にどのような判断をすれば良いのか。

 

まずは預金やその他の金融資産などの資産配分を確認します。

 

投資を成功させるための手段の一つとして、「複数の銘柄でポートフォリオを組む」というのがありますが、市場全体が減少傾向となった際には保有銘柄の確認をし、自身の資産にどのような影響をもたらしているかを把握します。

 

その上ですでに起こっている影響に対して今後の動きを予測し、一旦様子を見るのか、それとも下がっているものが一時的なものだと判断できるのであれば買い足すということも検討できます。

 

このように、とにかく冷静に状況を判断し、正解とまでは言わなくとも大きな怪我のない着地ができるように常に考えておかなければならないので、投資を始める段階から気にしておくようにしましょう🙆🏼‍♂️