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宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

不動産購入時に値引き交渉は可能?

どうもガブリです。

 

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20代〜30代ではマイホームの購入や賃貸物件の購入について検討する人が増えてきます。

 

どちらにしてもなるべく安く購入できた方が良いわけですが、そもそも家を購入する機会などほとんどなく、どれだけの価格が相場なのかもわからないというのが消費者の目線です。

 

そのためできる限り安く購入しようと値引き交渉を持ちかけてみたところ、最悪のケースでは交渉そのものが破談してしまったなんてこともあるので、せっかく気に入った物件を手に入れるためにも間違った交渉は避けたいところです。

 

そこで今日は、物件購入時の値引き交渉はどのようにして可能なのかについて書いていこうと思います🖋

 

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では早速、売り手側の気持ちを考慮して値引きする物件の特徴を考えてみましょう。

 

第一には、「中々売れない物件」は値引き交渉の余地が存分にあります。

 

その売主がどれだけ早く売却したいかにもよりますが、おおよそ売り出しから半年も売れていなければ値引きの可能性が高いと言えます。

 

でもただこちらが欲しい金額を提示しても応じてはくれないはずなので、もう一つ踏み込んで考えると、売主ができる限り早く売却したいと考えている場合、なるべく早く現金化できることをアピールすることは大事です。

 

つまり、現金そのもので購入するという意思を見せることが一番ではありますが、融資を利用するにしても「これだけの準備が整っています」とアピールすることは、もし他の購入検討者がいる場合でも大きなアドバンテージが生まれるでしょう。

 

しかしポイントとしては、あくまで交渉はお互いの納得が合致してのことなので、極端な値下げ交渉は禁物です。

 

それと一度値引き交渉によってOKが出た後に、「もうちょっといけるかも」とさらに値引き交渉を持ちかけるというのも破談になるケースがあるので気をつけましょう。

 

相手にとってもメリットのある値引きだと感じさせることが大事なので、おおよそ感覚としては、数千万台の物件であれば、十万円単位の値引き程度が現実的かと思います。

 

つまり2,350万円の物件がある場合、350万円の値引きはほぼ無理ですが、50万円の値引きであれば応じてもらえる可能性が高いと考えて良いでしょう。

 

あとは、すでに修繕が必要な箇所があったり、もうすぐ修繕が必要な箇所がある場合には、その修繕費用を計算して、その金額そのものを値引き対象としてもらうというケースもあります。

 

購入してからでは買い主に修繕責任が問われることになるので、「割安物件かと思ったけど、修繕したら割高になってしまった」なんてことにならないように注意しましょう。

 

もちろん立地や間取りなどをヒントに相場感を持つことも大事ですし、場合によっては人気物件の場合は売り出し価格では他の購入検討者と競えない場合に高い金額で交渉するということも考えられます。

 

全ての物件が値引き対象ではないということを前提に、的確な交渉をするようにしましょう🙆🏼‍♂️