1棟でマンション投資するなら。
どうもガブリです。
ここ10年はワンルームマンションがサラリーマンなどにも浸透してきて、不動産投資そのものも過熱化して現在も多くの方が検討を続けています。
その中でもワンルームではなく、建物そのものを購入して投資する1棟マンション投資というものに注目する人が一部増えてきています。
そこで今日は1棟マンション投資はワンルームマンション投資などに比べてどのような効果の違いやリスクの違いがあるのかなどについて書いていこうと思います🖋
ワンルームマンションが中古の築10年前後で1,500万円〜3,000万円ほどが相場なのに対して、1棟マンションは5,000万円〜2億円ほどと価格帯が高いのは想像しやすいところと思います。
そのため「万が一のリスクが高そう」と価格だけを考えて懸念している人も多いように感じますが、同じ不動産といえど、ある程度違うものとして解釈した方が良いかもしれません。
例えば「空室のリスク」という点について考えてみましょう。
ワンルームマンションの場合はその1部屋が空室になった場合、もちろん空室率は100%です。
しかし1棟マンションで10戸部屋がある場合、半分の5部屋で空室となった場合でも空室率は50%ということなので、空室率に目を向けると場合によってはワンルームの方がリスクが高いという考え方もあるのです。
ただ、1棟マンションでもすでに建っている中古物件を購入する場合と、更地に建物を建てて投資を始める場合ではリスクの考え方も変わってくるため注意が必要です。
もしこの先1棟マンションを初めて購入検討するということであれば、すでに建っている中古物件を見ることから始めてみましょう。
まず購入する上で1棟マンションが良いとされる点といえば、金融機関からの融資が受けやすいという点です。
不動産を購入する場合は現金でというのは難しく、ほとんどの方が金融機関からの融資を利用することで購入することになるかと思います。
なぜ1棟マンションの場合は融資が受けやすいかというと、土地そのものの担保価値が高く、万が一返済が滞った場合でも金融機関は主に担保価値のある土地を売却することである程度売却益が得られると考えることができるため、安心して融資ができるのです。
ちなみに建物にも「木造」や「軽量鉄骨」、「鉄骨」に「鉄筋コンクリート」など構造がありますが、鉄筋コンクリートのように耐震強度が強い構造の方が融資が受けやすい傾向にありますし、ローンを組める年数も長くできるのでシミュレーションをする場合にはこの点も目を向けると良いでしょう。
一応中古物件の1棟マンションのデメリットとしては、空室率は0%にならなくとも例えば空室率が70%を下回った場合にはキャッシュフローが赤字になるなどのことがあるのであれば気をつける必要があります。
さらに購入するタイミングによっては大規模修繕がいきなり必要になり、高額出費を余儀なくされることもあります。
このように、ワンルームマンション投資に比べてメリットも大きければデメリットもそれなりにあるということなので、不動産投資の一つの検討先として考えてみましょう🙆🏼♂️