#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

積立投資と預金の積み立て効果は全く違う。

どうもガブリです。

 

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「お金」をテーマとした時に、多くの方が「預金」を無意識に選んでいますが、その理由は会社の給与が振り込まれるのも銀行口座だし、毎月の支払いに関しても銀行口座から引き落とされるということで、銀行口座を経由した媒体が多いことにあります。

 

つまり、毎月の給与に対して毎月の支払いを終えた残りの金額が「預金」と言えるのかもしれませんし、または預金の金額をあらかじめ決めておき、残りの金額で毎月の支払いを抑えていくという方もいて、将来のお金の引き出し先をそのまま銀行口座においている人は非常に沢山います。

 

その一方で少しマネーリテラシーの高い方や、将来のシミュレーションを緻密に立てている方の中では積み立て投資を行っている方が多く、例え両者の毎月の預金に対する金額、積み立てに対する金額が同じだとしても結果は大きく異なってきます。

 

そこで今日は預金しかしたことない人に向けて、積み立て投資がどのような効果の違いを生むのかについて書いていこうと思います🖋

 

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まず積み立て投資のメリットとしては、余計に高値で銘柄を購入することを回避することができるというものがあります。

 

例えば大きな金額を一括で銘柄購入した場合、その時点の価格が高いか安いかはその後の値動きを見ないと判断できません。

 

しかし、決まった金額や決まった量だけ銘柄を定期的に購入することによって割高な時も割安な時も地道に購入し続けることができるため、長い目で見れば平均的な価格での購入が実現でき、余計な高値掴みを回避できるのです。

 

その上預金と同じように毎月〇〇万円など無理なく行えるわけですから、投資のイメージとして大金がないと投資はできないと思っている方も無理なく積み立てることができ、それによって市場の動きに対して大きくメンタルをやられることもなく続けることができます。

 

しかし、この「平均的な価格で銘柄を購入することができる」というメリットは、長期的に市場が右肩上がりである必要があることは言うまでもなく、その上ある程度長く続ける覚悟がなければ資産が増えていくこともありません。

 

そのため、できれば何かの銘柄に一点集中で積み立てていくのではなく、「日本株式と米国株式」や「日本株式と日本債券」など投資先を分散するとよりリスクを避けることができるのでオススメです。

 

つまり、市場が右肩下がりの時はチャートが日々気になってしまいがちですが、世の中に多くのサービスが生まれて経済が回っていくことを考えれば、米国株など世界的に目を向けていくことで、世界的な人口が減少しない限りは長期的に右肩上がりになっていくものだと実感していく必要があるでしょう。

 

日々の銘柄価格の上昇や下落に一喜一憂せず、預金のようにコツコツ行なっていくのがベストであり、それによって預金では実現できない利益を得られることができます。

 

過去の市場を遡りつつ、経済を理解すればどれだけ預金による0.001%などの利率が悪いかも理解することができ、少ない金額でも日々積み重ねていくことで十分な資産運用が可能ということを体験してみてはどうでしょうか?

 

今までやっていないことを始めるのは億劫ですが、少しでも得になる方法を見つけ、生活を楽にしていけるようにしていきましょう🙆🏼‍♂️