#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

不動産投資を始める理由。

どうもガブリです。

 

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ここ数年で不動産投資についての話を興味のない人でも聞くようになってきてると思います。

 

それほど認知されてき始めている投資分野ですが、それでもいまだに「不動産は危ない」とか「高額すぎて富裕層しか買えない」とよく知らないうちから考えてしまう人がいるようです。

 

そこで今日は、不動産投資を始める人たちはどのような側面に惹かれて不動産投資を始めているのかなどについて書いていきたいと思います🖋

 

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まず多くの方が意識しているのが、年金不安による私的年金の積み立てというものです。

 

日本の年金の仕組みは、貯蓄型ではなく横流し型なので、現役世代の人が今支払っている年金保険料は自分のために貯めているのではなく、今年金が必要な世代の人たちにそのまま流れています。

 

ということは、自分たちが年金をもらう世代になった時にはその時の現役世代の人たちが支払う年金保険料から受け取ることになることを考えると、これから人口減少が懸念されている日本において、受け取れる年金の総量は減っていく一方であり、それゆえに今の現役世代は年金保険料を支払っているからといって安心はできないのです。

 

特に国の一存である程度方向性が決まってしまう国の保証よりも、自分で資産形成をした方がイレギュラーもなく安心ではあります。

 

そして次の理由としては生命保険代わりになるというものです。

 

不動産を購入する際には「団体信用生命保険」というものに基本的に加入します。

 

すると購入後に不動産の所有者が亡くなってしまったり、そのほか保険が適用となる事案で働けなくなってしまったりした場合に残りのローンがチャラになるというようなもので、残される遺族は今まで支払っていたローンの返済義務はなくなるものの、不動産という資産そのものは手に入れることができるという性質があるため、その資産が生命保険代わりとなるのです。

 

仮に所有者が亡くなってしまった場合に不動産を相続することを仮定すると「相続税が高そう」とイメージする人もいるかもしれませんが、相続税は、

・3,000万円 + (相続人数 × 600万円)

までは相続税がかからないので、仮に団体信用生命保険に加入済みの不動産を旦那さんが所有していて亡くなってしまった場合に、奥さん一人がその不動産を相続する場合には、その不動産の評価額が3,600万円を超えない限りは相続税を支払う必要なく不動産を相続できるということです。

 

あとはとにかく普通に働いていても不安定な世の中になってきてはいるので、ある程度余裕があるうちに「第二の収入」を作ってしまうという考え方は非常に大事です。

 

不動産を購入した際の返済シミュレーションにもよりますが、リストラにあう可能性や病気になってしまった場合なども第二の収入があることで精神的に安心できる度合いは大きく違ってきます。

 

さらに不動産投資といってもそれほど日頃手間もかからないものなので取り組みやすさもありますし、慣れてくれば2件3件と所有不動産を増やしていくということも検討できます。

 

「自分とは関係ない世界」と変に割り切ってしまうのではなく、まずは自分に必要なものなのかを本当の意味で理解することができれば前向きに考えることもできるかもしれないので、まずは知ることから始めてみましょう🙆🏼‍♂️