#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

株式、購入したはいいけど、売ったり確定申告の仕方とか知ってる?

どうもガブリです。

 

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ここ数年で日本でも株式投資などに興味を持つ人が増えてきましたが、儲かると税金がどのくらいかかるかは知っているものの、実際に売却する方法を知らなかったり、翌年の確定申告の方法なども知らないという人がたくさんいます。

 

そこで今日は、株を売却する手順などについて書いていこうと思います🖋

 

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株式を購入する際はどの証券口座を開設するのかとか、どの株式を購入すべきかたくさん悩むと思います。

 

しかし株式投資は購入した金額より高い値段で売却できるということが儲けの大きな部分を占めるので、いざ価格が上昇したというときに売却の方法を理解していないとそのチャンスを逃してしまうことになります。

 

ではどのようにして売却するのか。

 

まずは売り注文というものを行う必要があります。

 

売り注文は基本的に証券取引所が開いているときに行う必要があるので、大体9時〜15時の間に行うことになります。

 

売り注文を行う方法は一昔前はコールセンターに電話注文で行なっていましたが、今はインターネットで行う方がスタンダードです。

 

そして売り注文の手続きが完了すると実際に取引の完了と判定される「約定(やくじょう)」が2営業日後に行われるので、それにて売却益が入金されることになります。

 

ちなみに売り注文は大きく2つに分かれているものがあるのですが、それは「指値注文」と「成行注文」です。

 

指値注文は約定価格(売却したい価格)を事前に設定して、株価がその価格になったときに自動的に売却が行われるというものです。

 

成行注文は現在の市場価格ですぐに売却ができる注文のことです。

 

指値注文では望む価格で売却できるというメリットがあるものの、その価格に株価が変動しないと売却が成立しないため、高い価格で設定しているとその価格に到達する前に株価が急降下してしまうという場面もあります。

欲張った指値注文は市場を常に確認できるような環境以外ではなるべく避けるようにしましょう。

 

その反面、成行注文ではその株を買いたいとする人がいれば買いたい人たちの欲しい価格相場ですぐに売却できるので手離れはいいものの、買いたい人たちの“欲しい価格”が安いと安い価格で約定してしまうこともあるため、成り行き注文のタイミングを間違えると予定よりも損してしまうということもあります。

 

さらに、口座開設をした際に口座の種類を決めることになりますが、ここで「特定口座(源泉徴収あり)」を選んでいれば原則確定申告の必要がないのですが、例外で確定申告が必要な場合でも証券会社から1年の取引報告書が発行されるので、損益計算の手間がなく割と簡単に確定申告が可能です。

 

例外のケースとは、

・そのほかの証券口座と損益通算する場合

・特定口座の損失のうち、損益通算しきれなかった分を最長3年間、来年以降に繰り越す場合

 

です。

 

損益通算というのは簡単にいうと、A口座では100万円の儲けがあったけど、B口座では50万円の損失があったという場合に、差し引いて50万円の儲けだとする計算のことです。

 

ただ、「特定口座(源泉徴収なし)」や「一般口座」を選んだ場合には通常の確定申告が必要なので注意が必要です。

 

あと、NISA口座を開設している人も多いと思いますが、NISAは「非課税」であることが大きな特徴なので、儲かったとしても確定申告の必要はありません。

 

確定申告をする際の細かい方法などについては一つの記事になるほどボリューミーな文字量になるのでここでは割愛しますが、確定申告が必要な場合は確定申告の完了までは株式投資を行う上での毎年の完結なので、税理士に任せる人も多いですが、ここまでも大まかに理解しておくようにしましょう🙆🏼‍♂️