太陽光パネル投資について。(前編)
どうもガブリです。
マンション投資と同じように、融資を利用した投資として人気の「太陽光投資」。
すでに不動産を所有されている方からも人気の投資商材ですが、中には興味はあるものの、その仕組みなどについては詳しくないという人もいるかと思います。
そこで今日は太陽光投資について、どのようなものなのかなどについて書いていこうと思います🖋
まず太陽光を用いることでどのように投資として成立するのかという点については、「太陽光パネル」と呼ばれるパネルを物件の屋根に取り付けたり、土地を購入してそこに直接太陽光パネルを設置するなどして、太陽の光を吸収することで、そこから得られる電力を売却し、収入に転換させていくというものになっています。
一般的に「電力を売却する」と言ってもイメージが湧かないかもしれませんが、太陽光発電における投資は国も後押ししているものであり、電力を売却することにおいて、国が固定価格で一定期間、電力を買いとる制度を採用しています。
しかもその期間を「20年」としていることで、長期目線でも安心して投資がしやすいということで人気となっているのです。
さらには平均的な利回りも約10%前後と高利回りといわれており、太陽光投資を始める際の資金繰りも、銀行や政策金融公庫などの金融機関も積極的に融資してくれるというポイントがあります。
しかし、太陽光投資を始める際に気をつけておきたいのが「FIT制度」と呼ばれるものの改正。
経済産業省の発表では、毎年買取価格の改正を行なっており、2019年から比べると下記のような変更があります。
・2019年度の買取価格
容量
10kW未満=24〜26円/kWh
10kW以上50kW未満=14円/kWh
50kW以上250kW未満=14円/kWh
・2020年度の買取価格
容量
10kW未満=21円/kWh
10kW以上50kW未満=13円/kWh
50kW以上250kW未満=12円/kWh
・2021年度の買取価格
容量
10kW未満=19円/kWh
10kW以上50kW未満=12円/kWh
50kW以上250kW未満=11円/kWh
このように、売電価格は年々下がっているのです。
つまり過去を振り返れば早く太陽光パネルを設置した人の方が売電価格は多く受け取っているということになります。
ではこれから始める価値はないのか?
そうとも限りません。
その理由は、過去は普及率があまりにも少ないため、機器の導入費用などが高額だったものが、現在では少しずつ普及率も増え、機器の導入費用が過去に比べて安くなってきています。
投資は支出と収入のバランスで成り立つわけですから、年々収入が減っているとしても、支出とのバランスが保たれているのであれば投資としてしっかり機能します。
そのため、余計に相場よりも高額で買わされてしまうなどのことがなければ投資対象として検討できるので、ある程度の市場調査をしていれば投資対象としての選択肢に入ってくるのではないかと思います。
今日はまず仕組みとしての基礎をご紹介しましたが、明日はもうちょっと踏み込んだ知識なども書いていこうと思いますので、宜しくお願い致します🙆🏼♂️