太陽光パネル投資について。(後編)
どうもガブリです。
昨日は太陽光投資のざっくりとした概要について説明していきましたが、今日はまたちょっと違った視点で見ていきたいと思います👀
太陽光発電はソーラーパネルによって太陽から得た電力を売電することで利益が得られる仕組みになっているわけですが、マイホームに取り付ければ得た電力を自家消費することで電気代の節約につなげることもできます。
そんな太陽光ですが、日本で一時的に流行ってるだけのものという解釈をされている方もいますが、米国などでも割とスタンダードになっています。
去年は新型コロナウィルスによる不況下でも、ローンを組んで太陽光発電システムを購入した家庭の数が、リース契約またはリースに似た電力購入契約によって設置した過程を“初めて”上回ったとのこと。
実際に太陽光パネルの価格がここ数年で下がっているということもあり、ローンで購入することの現実性が増したということも数字を後押ししているようです。
ちなみに米国での住宅用太陽光発電は、太陽光発電市場の全体の約20%を占める割合になっているようで、ここ10年間ほどで倍以上の推移で増加しています。
日本でも同じような状況が起きていて、これから益々太陽光発電の設置量は増えていくのかもしれません。
自家用発電によってメリットを得るためには、設置や維持することのコストが毎月の電気代よりも安い必要がありますが、太陽光パネルの価格が下がっている傾向にあるのは嬉しいところですよね。
さらに太陽のエネルギーを得ることで威力を発揮するので、太陽が現れる晴れの日の継続率や、屋根の向きに加えて傾きや面積なども採算が合うかという点において大事なポイントとなってきます。
後は太陽光パネルを購入するほか、リースする場合におけるケースを考えると、初期費用がかからないというのと、毎月のリース代の方が従来の光熱費よりも2割前後安いという統計があります。
しかし、その後仮にマイホームを売却するとなれば、設置しているパネルの残債を支払うか、家の購入希望者に残債を引き継いでもらわなければならないというルールがあることや、リース契約ではパネルの所有者は家の所有者ではなく太陽光をリースしているリース会社であるため、税額控除が受けられなかったり、リース期間中にパネルの価格が下がったりしてもリース料金は変わらなかったり、むしろ年々高くなっていくような契約になっていることも多々あります。
このように全体を俯瞰すると購入の方がコスパが良くなってきている傾向にあり、ローンが完済となれば売電による純粋な収入が発生するというのもリースではできないことです。
上記は米国をベースにした事例ですが、このように世界的な視点で市場の動向を知っておくと、日本においても参考になることがあったりしますし、比較することで気づくことがあるかもしれません。
毎年制度も変わるものだからこそ、常にアンテナを立てておくことで実際に投資に活かせることもたくさんあると思うので、皆さんも積極的に調べてみましょう🙆🏼♂️