各投資のメリット、デメリット。
どうもガブリです。
ここ数年で資産運用を始めたという人は多いかと思います。
しかし投資といってもたくさんの種類がある中で、何を始めたら良いのか選択するというのも難しいところ。
そこで今日は、よく目にする投資の種類のそれぞれメリットやデメリットなどについて書いていきたいと思います🖋
まず投資初心者に人気の「投資信託」。
投資信託は複数の種類や数の投資対象を組み合わせてパッケージ販売しているようなタイプの投資スタイルで、それぞれの具体的な投資先はファンドマネージャーと呼ばれる専門家がチョイスしています。
そしてそこから得られる利益を投資家に分配していくものですが、以下のような特徴があります。
メリット
・自分で細かい投資先を選択しなくても専門家が選んでくれる
・その後の運用に関してもプロが運用してくれる
デメリット
・短期間に大きな儲けは期待できない
・手数料などコストがかかる傾向にある
といったものです。
投資初心者にとって投資対象がパッケージ販売されているというのは助かるところですが、その分、基本的には安全な投資先への投資が主になってきます。
すると極端に儲けを出すということは難しく、その上プロに運用等を任せるという点で手数料もかかるので、「銀行に預けておくよりは利率が良いかも」という程度で考えると良いと思います。
次に個別銘柄を自分で選択する「株式投資」。
株式投資では、株式会社が発行する株式を購入し、それを保有することで配当金を受け取ったり、売却する際に購入時よりも価格が上がっていれば売却益を得ることもできます。
株式投資では以下のような特徴があります。
メリット
・短期的な儲けを狙うことができる
・株式を保有しているだけで企業特有の優待制度を受けることができる場合がある
デメリット
・市場を常に気にしておかなければならない
・より大きな収益を得るためには多額の資金が必要である
といったものです。
株式投資は個別の企業を自分で選択していくので、投資信託のようにパッケージされているものに比べるとリスク管理がしにくいため、価格の変動は良くも悪くも激しい傾向にあります。
そのため、タイミングによっては短期的に儲けが出ることがあるものの、同時に短期的に損失が膨れ上がることもあるため、市場を常に気にしておかなければならず、だからといって少額で管理していても大きな儲けを期待することはできないという点で、中上級者向けな投資対象と言えます。
次に「太陽光発電投資」。
広い土地のある地域で土地と共に大規模な太陽光設備を購入し、そこから発電される電気を売却して資産を作るのが太陽光発電投資ですが、以下のような特徴があります。
メリット
・金融機関からの融資を利用して始められる
・電気の買取価格が固定されているため、安定して収益を得られる
デメリット
・買取価格は年々縮小傾向になっている
・中古物は将来的に不安がある
といったものです。
金融機関からの融資が利用できるため、現在の収入などの条件が良ければ大きな元手がなくとも始めることができ、さらに太陽光発電ではFIT=Feed In Tariffと呼ばれる「固定買い取り制度」が存在するため、収益計算がしやすいというのがメリットです。
一方、その買い取り価格が年々下がっているのが懸念ポイントなのと、中古物を購入するとFITの価格が高いものを選択できるケースがあるのですが、固定買い取り制度には期間が限定されているため、期間終了後の発電ではいくらの売却益が得られるのかわからなかったり、設備の寿命がきた際に廃棄せざるを得なかったりすると余計に費用がかかったりというのがあります。
融資を利用できるという点では元手が少なくても始められる資産運用として優れていますが、固定買い取り価格が減少していっている今、将来の不安があるという点では、中長期間においてどのような時代の流れになっていくのかによって運用成績が変わっていくというのが良くも悪くもあります。
このように、それぞれに良い特徴、懸念される特徴があるのが投資の種類がたくさんある理由でもあり、どれか一つを選択するということだけでなく、それぞれの特徴を理解しながらそれぞれを運用するというのも一つの手です。
是非みなさんも学んでいく中で、何か始めてみましょう🙆🏼♂️