#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

XRPに起きた昨日のお祭り。

どうもガブリです。 

 

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ここ最近では暗号資産(仮想通貨)は“投機的なもの“ということから“ポートフォリオに必要な投資対象“に変わってきています。

 

2017年から2018年にかけて「仮想通貨バブル」と呼ばれる現象が起きて、その後は取引所が問題を起こしてしまったりバッドニュースの印象を強めてしまった仮想通貨界。

 

その後正式名称を「暗号資産」に変え、投資に常に向き合っているタイプの人でなければ各暗号資産の最新ニュースなど気にもしていなかったかもしれません。

 

しかしまた今注目を浴びています。

 

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ビットコインは仮想通貨バブルの頃に200万円を超えて話題になりましたが、その後30〜40万円台まで下がりました。

 

それが今年2021年になってからは400万円を一時超え、現時点でも350万円付近となっています。

 

そんな盛り上がりを見せるビットコインですが、その他のアルトコインはどうなのかと見てみると、2018年頃はビットコインと同調してチャートが動いていたXRPリップル)がなんだか下がっているのです。

 

理由を追っかけてみると出てきたのが「SEC」とかいう集団。

 

どうやらSECという集団がXRPについて「XRPは証券に該当し、投資契約に該当する。」と主張したことが発端で、提訴するにまで至ったことが、XRP時価総額を半分ほどにまで下げる影響を及ぼしたのです。

 

もちろん裁判の決着がついたわけではないので、XRPが実際に証券とされるべきかどうかの判断は下せない状況ではあるが、世界政府のSECに目をつけられたということ自体がネガティブに作用し、危機感を感じさせるイメージによって人々がどんどんXRPを売却してしまったのです。

 

しかしそのXRPが昨日2月1日に急激な上昇を見せます。

 

その理由は、海外の個人投資家のうち「ロビンフッド」という投資取引アプリを使用する通称「ロビンフッダー」と呼ばれる人たちが、“アメリカ版の2ちゃんねる“とも呼ばれる「reddit」を通じて「お祭りを開こう」的なノリを始めたのです。

 

しかもこの集団が「テレグラム」と呼ばれる暗号資産が好きな人が好むメッセージアプリに集まり出して、実際にそのような会話をしていることがリークされたことで注目は集まります。

 

でもなぜこのようなやり取りに人々は信憑性を感じたのか?

 

それはロビンフッダー達が過去にある株式を暴騰させたことがあるからです。

 

そんな彼らが再び、今度はXRPを対象にするというのだから世間は黙っているわけがありません。

 

しかもロビンフッダーが一斉にXRPを購入し価格を暴騰させようとするのは日本時間で2月1日の22時30分と決めており、市場はその前から熱を持ち始め、22時前には前夜に30円台だったものが70円台に突入しました。

 

そして迎える22時30分、暴騰する気配はありません。

 

市場もその様子に気付き、まもなく価格は再び30円台まで下がってしまいました。

 

今現在40円くらいを上がったり下がったりしていますが、たったいっ時のお祭りであったことは間違いありません。

 

このように暗号資産はその暗号資産が何かしらの特性を持っているからその価格が上昇、下落するということだけではなく、誰かが操作するかのように価格変動を起こす傾向にあるなぁと改めて思いました。

 

ビットコインはバブルの頃の価格の倍ほどを一時突破したものの、XRPは当時400円台を超えましたが、それからは100円台もまともに突破していないので、これからどうなるのか本当に気になるところです。

 

SECとの裁判も数年続くでしょうし、良くなっていくイメージが全然つきませんが、気になる方は動向を注視しましょう🙆🏼‍♂️