#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

資本主義を含めたあらゆる主義について。

どうもガブリです。

 

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最近では新型コロナウィルスの影響で仕事の休みが増えたり、最悪の場合は会社都合による退社までも免れない方は多いかもしれません。

 

そのため、働きたいという方が増えている状況にありますが、その反面、働かせすぎる会社を揶揄する言葉として数年前から「ブラック企業」というネーミングも一般的になりました。

 

働きたくても働けない状況からすると多少ブラック企業でも仕事ができて収入があった方が良い気もしますが、そこはないものねだりが生じるのが人間です。

 

つまり、働ける時にはブラック企業のような会社に不満を覚えストレスを抱えることになりますが、そのブラック企業にすら見放されて生活が脅かされると収入が途絶えてしまうストレスにさらされてしまうということなのです。

 

僕も個人的に上記のような感情に陥ったことは過去に何度かありますが、そこで「資本主義」などマクロな経済について知った時に、自分なりに落とし込めたものがあったので、今日はそれらのことについて書いていこうと思います🖋

 

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マクロ経済における主義といえば、資本主義のほか、「共産主義」や「社会主義」などが存在します。

 

現在の日本含め、多くの国が採用しているのが「資本主義」ですが、どれが良いかは人それぞれなので正解はないものの、資本主義とは「自由な経済体制」のことを表しています。

 

日本では明治維新以降に資本主義へと転換しているので、現代でこの記事を読んでいる人の中に資本主義についてピンと来ない方はいないと思いますが、自由な経済体制とはつまり、労働による対価として報酬が得られるという制度であり、法律などの基本的なルールに則れば自由に経済活動をして良いとされるものです。

 

そのため、モノやサービスの価格などは市場の競争などによって常に変動します。

 

これは消費者からすると急にモノやサービスの価格が上がって困るという可能性を含みますし、企業側からすると「価格は安く、サービスの質は高く」というものを求められるので、企業間の競争によって企業価値を高められないと生き残ることができません。

 

なので、サラリーマンとして業績の良い会社に就職して頑張ることで会社を大きく、さらに安定させて雇用を確保するという考え方でも良いですし、自分自ら起業して市場に参入していくということも自由に許されてますから、その選択肢は常に自分に向けられている状態ということなのです。

 

しかし起業などでリスクを背負って挑戦したのち、仮に倒産などの理由で経済的なダメージを負っても、その責任は基本的に自分でとるものというのも資本主義のあり方であります。

 

でもこれって日本に住んで日本で育つとめちゃくちゃ当たり前ですよね?

 

じゃあその他の社会主義とかってどうなっているのか。

 

まずは社会主義について見てみると、

 

①生産手段の社会的共有・管理によって平等な社会を実現しようとする思想・運動。

マルクス主義で、資本主義から共産主義へと続く第一段階としての社会体制。確認は動力に応じて働き、働きに応じて分配を受けるとされる。

デジタル大辞泉から引用

 

となっています。

 

これを見る限り、社会主義とは共産主義の一歩手前ということが分かりますが、社会主義とは、

 

・資本とは国のもので、国がそれらを管理して平等を実現しようとする世界

 

であり、共産主義はさらにそこから発展して、国の管理下からも外れて財産の一部又は全部を共同所有することで平等な社会を目指すというものとなっています。

 

つまり、資本主義下では個人が資本を持つことを許され、労働などによる対価として報酬を好きに選択できるメリットの反面、貧困に陥るのも自己責任という世界観になっています。

 

それに反して社会主義下では労働者がどれだけ頑張って働いても給料が上がることはありませんし、仕事を効率化させて収益を上げていくという努力や競争力も失われます。

 

このように経済をマクロで捉える視点を持った時に思ったのは、「資本主義というゲームに生まれながら参加させられてたんだ」ということです。

 

自分が社会に出るときに、仮に「あなたは資本主義ルールで働きますか?それとも社会主義ルールで働きますか?」と聞かれるのなら各々が選択することでそれぞれの理想を手に入れることができますが、そのようなことはなく、現代の日本にいる限りは無条件で資本主義ルールが適応なので、それなら順応するしかないと思ってから結構楽になったなーというのを思い出しました。

 

ブラック企業だと感じて人生を消耗しているならそこに拘束され続ける必要はないですし、挑戦する権利が常に自分に与え続けられていることを考えればそれを有効的に使わないのはもったいないと。

 

でもその反面、多少ブラック企業に勤めていても「挑戦」に興味がなければサラリーマンであっても良い。

 

それも選択なのです。

 

ただ、最終的にどの道を選んでも経済的リスクにさらされた時は自己責任だということを念頭に社会と向き合えば良いだけなので、サラリーマンだろうが起業家だろうがフリーランスだろうが、最悪のケースをそれぞれ考えたときに本当に最悪だと思える事態を避ければ良いわけで、個人的にも以前はこのあたり気にせず生活のために労働にひたすら時間を使って1年過ごしていたので、思考が完全にストップしている状態だったことを覚えています。

 

もし今「働き方」についてストレスを感じている方がいれば、マクロ経済を学ことで本質が理解でき、気持ちが少し楽になるとともに人生がちょっと楽に攻略できるようになったりするので、結構オススメです🙆🏼‍♂️