#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

株式投資はギャンブルなどではなく、ちゃんとロジックによる尺度が存在します。

どうもガブリです。

 

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ここ数年で株式投資を始める人は増加傾向にあるものの、それでも未だ疑念を持っている人は多く、そのような人に株式投資などについて話すと「いやーギャンブルでしょ」とか「お金に余裕ができたら考えるかな」など、今でもそのような印象を持つ方は少なくありません。

 

そこで今日は、株式投資におけるスタンダードな指標をいくつか紹介したいと思います🖋

 

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まずは伝統的な投資指標であるPERとPBRから見てみましょう👀

 

  • PER

Price Earnings Ratioの頭文字を取ったもので、“株価収益率“を意味します。

 

株価がその企業の1株あたり当期純利益の何倍に当たるのかを示したもので、株価の妥当な水準を企業の収益力から判断する指標となります。

 

基本的にはPERの値が大きいほどその企業の株価は収益力から見て割高だとされ、値が小さいほど割安だとされます。

 

計算式としては、

・株価収益率(PER)= 1株あたり純利益 ÷ 株価

となっており、同じ業種の企業同士のPERを比べてみたりすることで、その業種が盛り上がっているのかなどのトレンドも確認することができます。

 

しかし、必ずしも割安である株価が今後上昇するというわけではないので、「今後の将来性を考えても現在の株価は割安である」という判断ができるのならば株式を保有する価値があると言えるかもしれません。

 

次に、

  • PBR

Price Book-value Ratioの頭文字を取ったもので、“株価純資産倍率“を表します。

 

株価がその企業の1株あたりの純資産の何倍になっているのかを示したもので、株価の妥当な水準を企業の簿価ベースの純資産から判断する指標となります。

 

基本的にはPBRは、株価の下値を判断する際に用いられることが多く、例えば「PBR1倍」とされている場合、株価が1株あたりの純資産と同額まで下落した状態が下値の目安として意識されることになります。

 

つまり、PBRが1倍を下回るということは、その企業の本来の価値よりも安い値段で株式が購入できるということになるので、割安の状態。

 

PBRが1倍を上回るということは、企業の価値よりも高い値段で株式売買が行われているということになるので、企業価値が一定以上には評価されていると捉えることもできるのです。

 

計算式は、

株価準資産倍率(PBR) = 1株あたり純資産 ÷ 株価

となっています。

 

次に

バブル後に注目を集めるようになった指標ですが、Return On Equityの頭文字を取ったもので、“自己資本利益率“を表します。

 

ROEは、株価を直接計算の対象とする投資尺度というわけではなく、その企業の自己資本に対する収益力を確認することで、投資対象として適切かどうかを判断する指標となります。

 

ROEの数字が高いほど、自己資本を効率よく使って利益を上げているということになり、投資対象としては魅力的であると判断できます。

 

計算式は、

自己資本比率ROE) = 自己資本 ÷ 当期純利益 × 100

となっています。

 

これらのような代表的な指標に加え、独自の思考法を探しながら自分流の投資を学んでいくのが投資成功の最短距離になります。

 

「みんながこの指標を使うと必ず儲かる!」という絶対値はないので、複数の指標を組み合わせたり、自分なりにアレンジすることを目標に皆さんも少しずつ勉強を始めてみましょう🙆🏼‍♂️