レンタルオフィスとか流行ってるけど、スマートビルディングが結構すごい。
どうもガブリです。
新型コロナウィルスの影響もあり、都心の家賃が高いオフィスから撤退する企業も増え、ここ数年で根づき始めていたレンタルオフィスの使用など、リモートワークも盛んになったことでオフィスの概念も変わってきています。
そんな中、IoTと呼ばれる技術を多用している「スマートビルディング」というのが普及しているのがご存知でしょうか?
IoT(アイオーティー)とは、「Internet of Things」の略で、「モノのインターネット化」を表す単語になっています。
日常でも「ルンバ」なんかは掃除機のIoT化であったり、私たちの日常にも浸透してきています。
これらIoTの起源でもある機械化・自動化など、生活への影響を与える歴史というのは意外と古くから存在し、現代のIoT時代を「第4次産業革命」と呼ぶことがあります。
簡単に分類すると、
・第1次産業は、
・第2次産業は、
鉱工業、製造業、建設業、電気ガス業
・第3次産業
サービス、通信、小売、金融、保険
といったように、畑や海など土地を利用するという時代から、その土地にモノを製造、建設するという時代に変化し、その後はサービスなど目に見えないモノを提供するというかたちで徐々に産業はかたちを変えてきました。
そして今起こっている第4次産業とは一体どのようなものなのか。
それは、
情報通信、医療、教育サービス
などの知識集約産業を表すものになります。
いわゆるIoTやAIと呼ばれる人工知能を利用することで、製造業のさらなるデジタル化、コンピューター化の実現が盛んになるフェーズということになりそうです。
そんな中、冒頭でいったようにオフィスがどのように変化しているかというと、オフィス空間の最適化による業務の効率化や、セキュリティの向上などを含めたオフィスワーカーの満足度向上などのメリットを含んだもので、従業員がより良い環境で仕事ができるというものを目指した一環となっています。
例えばエアコンなどの空調についてはセンサーを活用し、人の有無や人数を把握して最適な温度や湿度を再現したり、必要なだけの照明を利用するということを自動で行ったりすることが可能です。
さらには会議室などの共有スペースが空いているかというのも認識できるので無駄な動きがなくなったり、現代では新型コロナウィルスの影響もあって換気が重要視されますが、これらも設定することで調整が可能だったりします。
このように、効率化することで仕事が捗るというメリットももちろんありますが、現代では「SDGs」など環境に配慮することも求められる社会になっているので、無駄なエネルギーを使用しないことでそのような取り組みにも参加できるという一面もあります。
ただ、インターネットを介して行うものが増えると、それだけサイバーセキュリティの不安が増えたり、電気の供給がストップしてしまう状況ではむしろ不便になってしまうなどの影響もあるため、必ずしも良いものということが言えない点もありますが、これからの時代の会社は「仕事ができるスペース」というだけでなく、「効率よく、環境に良いスペース作り」が求められる時代とも言えるため、自分の務める会社がこれらを意識して行っているかどうかを見るのも、ある意味では会社の将来性を垣間見る一つの方法と考えられるかもしれません。
変化を知り、それに順応していくことは色んな分野において大事なことなので、皆さんも常にアンテナを張ってみましょう🙆🏼♂️