#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

昨日に引き続き、ベトナム株について詳しく。

どうもガブリです。

 

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昨日はベトナムという国がどういった観点で注目されているのかなどについて書いていきましたが、今日はその続きともいえるベトナム株への投資について色々と書いていきたいと思います🖋

 

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ベトナム株の市場による扱いは、新興国よりも小さい規模のものであり、これから新興国を目指す「辺境」を意味する「フロンティア株」と呼ばれたりします。

 

つまり、今後ベトナム新興国として認められることでより価値を高めていくことになるわけですが、現状では流動性が低く、簡単に好きな単位で売買できるほど市場が大きくありません。

 

それでは今後ベトナム新興国と認められる可能性はあるのか、ベトナム株の成長期待度は高いのかなどについてはどうでしょう。

 

ベトナムは現在日本よりも人口は少ないですが、国の平均年齢は30歳ほどと若く、日本の平均年齢が50歳近いことを考えると、いかに働き世代がたくさんいるかがわかります。

 

経済成長は働き世代がたくさんいないと基本的には成立しないので、この点においてはベトナムの伸び代に期待感を持っても良さそうです。

 

そしてアジアン諸国の一つであるベトナムですが、同じ諸国にあるタイや、少し離れたインドなどと比較すると労働賃金は安く、それでいて勤勉な国民性なわけですから、外資系の製造労働などがたくさん入ってきており、このあたりは一昔前の中国に似たような性質を持っているのです。

 

今から20年ほど前では洋服などに「MADE IN CHINA」と書かれていると粗悪品のような扱いを受けていました。

 

量販店などの製品の多くがMADE IN CHINAだったのはまさに労働賃金が安く、製造コストがあまりかからないがゆえにそれだけ大量の中国産があったわけですが、それだけたくさん色んなものを製造してきた中国からすると、海外の最先端の技術にめちゃくちゃ触れる事になるわけですよね。

 

すると、「え、これもうノウハウわかってるし、自分たちでやった方が良くない?」って感じで、真似る精神が中国を強くし、今では日本を抜いてGDP2位の地位にまで上り詰めました。

 

つまりベトナムがその当時の中国のようだとすれば、10年〜20年後には先進国になっている可能性だってあるかもしれません。

 

過去の歴史を辿ればこのようにベトナムがどれだけ成長過程にあるかわかるわけですが、では実際に投資を検討する場合には具体的にどうするのか。

 

まずは証券会社を通してベトナム株を購入するわけですが、現在ベトナム株を一番取り扱っているのはSBI証券です。

 

ベトナム株が存在するのが、「ホーチミン市場」と呼ばれるところと「ハノイ市場」と呼ばれるところなのですが、SBI証券ではどちらも対応していて、もちろんネットによる売買も可能です。

 

しかし海外の株式購入を検討する場合はベトナムに限らず、現地の言語が理解できるということが大きなアドバンテージになったり、お互いの国の法定通貨間にある為替リスクなどは考慮しなければなりません。

 

それらは簡単ではないですが、コツとしては「どの産業がその国において優位性を持っているか」ということを知ることです。

 

例えば高度経済成長期の日本では製造業が盛んでしたが、今ではITなどの出現によって当時ほどの盛り上がりはありません。

 

ベトナムに置き換えると、まさに今ベトナムは高度経済成長を迎えようとする日本と同じく、製造業が盛んになっているので、このあたりに焦点をしぼるというのも一つのポイントになるでしょう。

 

他国の新しい情報を常にキャッチするのは難しいことですが、気になる人はアンテナを張ってみましょう🙆🏼‍♂️