海外不動産、人気各国の特徴。
どうもガブリです。
昨日は昨今目を向けられ始めている海外不動産とは何なのか、どのようなことについて気にしておくべきなのかなどについて書いていきましたが、今日はその続きとして、海外不動産で人気の各国の特徴について書いていこうと思います🖋
昨日は新興国を中心に国を挙げていましたが、その他の主要な国についても見てみましょう👀
まずは「アメリカ」。
アメリカは多くの人種が住んでいる世界的な超大国という人口の多さ、多種多様さが不動産投資においてもメリットを生みます。
継続的な経済成長を遂げている新興国にも可能性は大いにありますが、すでに安定性があるという点においてアドバンテージがある印象です。
過去数十年のデータで見ても住宅価格は上がっており、賃貸においても空室率の少なさを見ても需要の強さが見てとれます。
その反面、アメリカでは近年大規模な自然災害が多発しています。
2018年には大型のハリケーンが米国南部に相次いで襲来したりと度々ニュースになったりしますが、とはいえアメリカとは広大な敷地面積を誇り、日本の約26倍の国土を有するので毎年災害に遭う地域もあれば、自然災害がほとんどない地域もあるので、アメリカ不動産を検討する際にはこれらの点についても考える必要があるかもしれません。
ちなみに「FEMA(アメリ合衆国連邦緊急事態管理庁)」が発表している自然災害ランキングを見ると、
1位「カリフォルニア州」
2位「テキサス州」
3位「オクラホマ州」
とのことで、割と南部から西にかけての方角に多いようです。
逆に自然災害が少ないのは、
1位「デラウェア州」
2位「ロードアイランド州」
3位「サウスカロライナ州」
とのことで、東の方角は災害が少ない模様。
このように統計などを見ることで、「災害」というポイントについては事前に回避するよう立地を選ぶこともできるかもしれません。
もちろんリスクとなるのは災害だけではないですが、事前に調べるという点でこのようなデータは複数見ると良いでしょう。
次に「イギリス」。
イギリスといえば去年末12月31日にEU離脱を完了させたということで色々と話題になっていますが、不動産投資においては需要が非常に強く、供給が足りていないという問題もあるので、良い立地の物件を手に入れる機会があれば十分に検討できると思います。
イギリス内でも不動産投資においては寛容で、日々テレビや雑誌で不動産投資の特集が組まれていたりと活発な動きがある印象です。
イギリスには固定資産税がないというのも特徴で、不動産投資における税金は家賃収入に対する税金のみということになります。
このようなルールの違いが不動産投資の成否を分かつ原因にもなるので、しっかり把握して検討するようにしましょう。
次に「タイ」。
タイはここ数年の間でも製造業が非常に盛んで、日本の高度経済成長期と同じようなもので中間層がたくさん生まれています。
そのタイの中でも有名な「バンコク」や工業地帯である「シラチャ」などの投資物件は中間層労働者が多いので、中長期的に入居が見込めるエリアとなるかもしれません。
その反面、現在はデモが頻繁に起こっており、治安が悪い地域も限定的に増加しているので、これらが収まったタイミングでタイ不動産投資の検討を始めるのがベターかもしれません。
次に「フィリピン」。
フィリピンは日本の物価感覚でいうと未だ物価は安く、しっかりと物件検索をしていけば、かなり割安な物件に出会えるという可能性があります。
その他、現地で高級住宅街と呼ばれるような地区の物件でも日本のように数十億円もしない物件はあるので、このようなリッチな地区を狙って投資戦略を練るということも可能かもしれません。
その反面、新型コロナウィルスによる経済影響はマイナスの方向にいっており、今後経済的に降下していく可能性もあります。
そのような場合には不動産の需要も活発化しにくいため、安定的な賃料収入が得られるかという点については何ともいえないという懸念材料もあります。
これらのように、国の文化や特徴、さらに法律などによって日本とは全く違った運用方法となることもある海外不動産。
どれもしっかり把握することで検討材料になってくるので、時期や情勢を考えつつ、自分に合った運用が他国にもあると判断するのであれば海外不動産もアリだと思います🙆🏼♂️