#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

不動産投資の中にある選択肢。

どうもガブリです。

 

ここ数年でさらに注目となっている不動産投資。

 

不動産投資に関する電車の中吊り広告や、本屋さんで不動産投資についての本が平積みにされていたりと、一般の人たちにも届きやすい状況になってきていて、ひと昔前の「お金持ちがやること」というイメージから、サラリーマンでもできる将来への投資としてスタンダードになりつつあります。

 

その中でも「ワンルームマンション投資」というものが特に注目を集めましたが、その理由はサラリーマンや公務員さんなどの方でも取り組みやすい価格帯であることが多く、不動産屋さんも勧めやすいというのが理由です。

 

しかし、“不動産投資家“と呼ばれるような人たちはワンルームマンション投資だけでなく、その他の不動産についても投資をしていることがあります。

 

そもそもワンルームマンションとは単身の方が住むような1部屋の間取りであり、平米数も20〜30平米ほどの広さがスタンダードです。

 

それゆえに価格が安いという点と、単身赴任の方や状況した学生などが住むというようなことをイメージすることが多い物件です。

 

その他にどんな不動産投資があるかというと、、、

 

戸建て投資や民泊、シェアハウス、駐車場など多岐に渡ります。

 

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戸建てといえば住宅ローンをイメージするかもしれませんが、戸建てに住みたいと思う全ての家庭が持ち家というわけではないので、「借家の方が良い」と考える家庭のために戸建てのオーナーをされる方もいます。

 

戸建てはワンルームに比べると単身者ではなく家族などが対象となるため、投資観点が変わってきます。

 

単身赴任の方や学生は、入居者の所属部署が変わったり、学校を卒業したりすると退去してしまう可能性もありますが、家族を対象とした場合にはそれに比べて長い入居期間を想定できます。

 

もちろん家族揃って色んな地域を転々とする家庭もいるので一概にはいえないですが、単身者を対象とするのとはまた違った観点になってくることはイメージできるでしょう。

 

後は駐車場を投資対象にする場合については、建物を建てる必要がないため、更地を持て余していたりする方などがその延長線で行うことも多く、建物にかかる管理費やリフォーム代などがかからないので、その点においてコストの軽減となったりします。

 

しかし、駐車場設備を設営する初期投資や、利用者が使用する貨幣の集金、光熱費などのランニングコストなどは考慮する必要があるため、駐車場料金の選定やその土地が駐車場として適した場所にあるかなどシミュレーションする必要があります。

 

後は最後に少し特殊な投資方法として、「共同出資型不動産」というものもあります。

 

これは上記のような不動産投資に比べてリスクを軽減できるメリットなどがあり、扱いやすいイメージもありますが、不動産はそれでもエリアはすごく重要なので、このあたりについては調べが必要となります。

 

具体的にどのようなものかというと、対象となる不動産物件の所有権を個々の投資家が共有持分として直接保有するというものです。

 

ワンルームマンション投資などは購入する区分のマンション1部屋については全て自分の持ち分となりますし、共同出資型不動産と同じ小口購入という点では同様のREITなどは対象となる不動産の所有権までは保有できないという点で、中間的な投資方法となります。

 

この利点としては、完全に所有権を持つワンルームなどの場合、相続などの際に相続人が複数いた場合は等分に分けて相続することができません。

 

しかし小口商品となる共同出資型であれば、例えば相続人が3人いたとして、1口500万円の共同出資型不動産を6口購入しておいた場合は1人につき2口(1,000万円分)の相続などが可能になるのです。

 

このように後の世代に残すことまでを考える資産形成だからこそのメリットも含む投資手法なので、不動産投資を始める場合にはまずは上記のような複数の不動産投資商品を検討しつつ、ご自身の計画に合わせて投資を始めてみると良いと思います🙆🏼‍♂️